「実は冬は痩せやすい!」
「冬こそダイエットに最適な季節だった!」
なんて、最近聞いたことはないですか?
でも、これ本当なのでしょうか????
有名サイトでも、【新一般常識】的な感じで新しい知識として公開されていましたが、少し不安になります。
個人的には、
「いやいや、冬の寒い季節に痩せやすくなるとか、ナイでしょ〜。ナイ!ナイ!ナイ!冬眠しているクマでもあるまいし、もしかして冬眠して絶食するチャンスとかそういうこと??」
なんて思ってしまいます。
【冬は痩せやすい】という、おかしな論理
「冬は気温が下がるから、体の温度が下がりやすくなるので、それに負けじと本能が、体温を上げようとするから痩せやすいはず。」という理屈のようですが、実際に痩せたという実感ありますか???
僕的には冬は痩せやすいどころか、冬は
- 汗をかきにくくなるから代謝が落ちる
- 冷え症が悪化して代謝が落ちる
- 寒いから動きたくなくなり代謝が落ちる
と、太る要素しか思いつきません。
2014年に「所さんの目がテン!」でも紹介されていましたが、街頭インタビューでのアンケート結果も、やっぱりダントツで冬が1番太りやすいという人が多かったです。
冬は【冬太り】という言葉があるように、冬はやっぱり太りやすいと思うんですよね。
冬太りを「所さんの目がテン!」が検証した結果
「所さんの目がテン!」では、真冬の水温6度のプールに30分入ると、体温はどうなるのか?
という実験が行われました。
この実験はサーモグラフィが使われて、体温が上がれば肌が赤くなっていくというものです。
その結果。。。
画像元:所さんの目がテン!公式ページ
確かに30分後に体温が上がってきたことがわかりました。
と、テレビではここまで。
この結果、「人間には体温を保つ防衛本能があるため、寒いと筋肉が震えて体温が上がる。」とまとめられました。
でも、よくよく考えると、この結果おかしいんです。
というのも、真冬に水温6度のプールに30分感入ることなんて絶対にないですから。
つまり、このシチュエーションはあり得ないんです。
一歩ゆずって、気温6度のところにハダカで30分さらされたとしても、確実に風邪引くでしょう。
こんなダイエット方法をする人いるのでしょうか?
むしろ、寒い所に入れば痩せるというのであれば、真夏のエアコンがギンギンに効いオフィスや学校でだって痩せるはずでは?
それで痩せましたか?
「ぜんぜん痩せない」
っていうのが、一般の人が感じていることだと僕は思います。
ということで、寒い冬は夏よりもやっぱり痩せにくい!太りやすい!ということです。
学者の話や科学的には痩せるという理論でも、実生活でそれを実践できる方法でなければ意味がありません。
猫でも冬は太る
猫を飼っている人は、よくご存知かもしれませんが、冬になると猫も太ります。
猫はもともと、温かい地域に生息していた生き物で、寒いのが苦手です。
で、どうするのかというと、食べて、食べて、食べて、食べまくって寒さをしのぐために脂肪を蓄えます。
「冬になったら、うちの猫の食欲が異常になった!」
という経験をした人も多いのではないでしょうか?
わざわざ、寒い思いをしてブルブル震えるなんてことは猫だってしません。
もっというと、猫は人間のように寒いからと言って服を着ることもできません。
それでも太るのです。
ほぼ人間と同じ環境で暮らしている猫でも太るのに「人間は冬は痩せやすい」というのはやはり無理がある気がします。
冬に太る原因は4つ
では、人間は、なぜ冬になると太りやすくなるのでしょうか?
人為的なものと、自然な身体の作りが、太る原因なのですが、今回はわかりやすいように、冬太りする原因を4つにわけて説明したいと思います。
あなたが冬太りする原因をチェックしてみましょう。
【原因1】太るイベントが盛りだくさん
まずは、やはりこれですね。
太るイベントが密集し過ぎている!!!
12月になったと思えば怒涛の忘年会ラッシュ。
最近、僕が合った人ではすでに6つもの忘年会が入っており、「今年もこの既設が来た。。。」と嘆いていました(笑)
そして、年が明けると、お正月、新年会。
「飲んで、食べて、寝る」
この繰り返しが年末年始に渡って繰り広げられるので、とても太りやすくなります。(冬だからというよりも日本の行事ごとが関係しています)
年末年始に重なる忘年会や新年会、同窓会などの太りやすいイベントも、事前に対応することで太りづらくすることができます。
その方法はこちらの記事で紹介しているので、合わせてお読み下さい。
【原因2】寒くて運動するのがいやになる
「朝、寒くて布団から出られない。。。」
「コタツから動く気がしない。。。」
もうすでにそれを実感している人もいると思いま酢が、冬は寒さに負けて、動くのが億劫になる季節です。
ウォーキングに行くはずだったのに「雨ならまだしも、雪が降ってきて。。。」とあなたのダイエットに対する情熱をとことん邪魔しようとしてきます。
【原因3】冷え症が悪化する
冬のオフィスや学校でガタガタと震えていませんか?
「所さんの目がテン!」によれば、筋肉が震えて体温を上げてくれているはず。
なのに、全く体が暖かくならないじゃないか!と嘆いているのは、あなただけではありません。
それどころか、冷え症が悪化して、
「つま先の感覚がもうすでにナイ。。。トンカチで叩いても大丈夫なんじゃないの?」
と凍り果てていませんか?
寒さで冷え症が悪化すると、血流が悪くなり、体の基礎代謝が悪くなります。
脂肪は燃えづらくなり、リンパも流れにくくなるので、知らない間に体がむくんで体がパンパンという事になってしまいます。
【原因4】寒いのが大の苦手である
冬になると食欲が増えて毎年太る!という方は、僕と一緒ですね(笑)
というのも、冬になると寒さがストレスになり、これが原因で、体が幸福感を求めるために、美味しいものを食べさせようとするからなんです。
特に、僕のように寒いのが大嫌いな人は寒さへのストレス耐性が低いので、食べ物を食べてストレスを解消するということに陥りやすくなります。
なので、冬になると食欲が増す!と言う人はストレスが溜まってるんだな〜って認識をしてあげるといいでしょう。
ストレスで太る理由はこちらの記事で紹介しているので合わせてお読み下さい。
1.冬太りの予防・対策は【食生活】から
冬太りで1番多い原因は、食事です。
そう、食事をどうにかすれば、冬太りを抑える事ができます。
ズバリなにを食べればいいのかといえば、それは鍋!
野菜たっぷりで、ビタミン、ミネラル群が豊富に取れるので、新陳代謝がアップして冷え症も改善。
しかもカロリーが低いから、どれだけ食べても太らない!
という特徴があります^^
ちょっと前に、脂肪燃焼スープなんて流行りましたが、簡単にいうとそんな感じです。
ちなみに脂肪燃焼スープの食材はちなみにこれだけ
- 玉ねぎ 大3個
- キャベツ 1/2個
- ピーマン 大1個
- セロリ 1/2~1本
- ホールトマト 1缶
- チキンスープの素 1個
脂肪燃焼スープの正体はミネストローネスープ(食材の量が少し違うだけ)。で、鍋に入れて煮込むだけ。
鍋の場合も野菜をざっくり切るだけだし、余った食材はそのまま次の日に使えるのが魅力手です。
しかも、ブタ、トリ、魚と具材も選べるし、味も塩、醤油、味噌、トマト、カレーなどと色とりどり。
食材も味も種類が豊富なので飽きにくい、続けやすいという特徴があります。
冬場はできるだけ鍋料理を食べて、基礎代謝を上げていきましょう。
ということで、早速スーパーに行って食材を探しに行きましょう。
【鍋だから】しめの炭水化物も太りにくい!!
意識高い系の人は、炭水化物を抜いて「鍋は野菜と肉だけ」としそうですが、そこまでする必要はありません。
鍋のそこに残った、野菜や肉の出汁がにじみ出たスープを作って、おじややうどんを最後に食べましょう。
先に、たくさんの野菜を食べているので、炭水化物の吸収が悪くなっている上に、スープでふやかして食べるので、見た目、ボリューム以上に太りにくいんです。
2. 冬だからこそ!お風呂に入って体の深部の体温をあげる
冷え症が。。。という人は食事だけではなく、お風呂の入り方を少しかえるだけでも、劇的な変化を感じることができるでしょう。
「所さんの目がテン!」ではお風呂前に完封摩擦をすると10キロカロリー消費量が高くなるということが紹介されていましたが。。。。
1日10キロカロリー余分に消費したからって、痩せたりしません(笑)
ということで、基礎代謝が劇的に上がるお風呂の入り方を紹介します。
このお風呂の入り方を少し変えるだけで、基礎代謝が13~15%もアップします。
年齢にすると10才若返った代謝が手に入ると言うことです。
6度のプールに30分入るよりもよっぽど、現実的で効果的だと思いませんか??
夏はシャワーで過ごしていても、冬はしっかりお風呂に入るようにしましょう。
お風呂に入ってしっかり温まると、寝る時も布団の中がポカポカしてまるで天国♪
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すでに冬太りしてしまった人の解消方法はコレ
「もう、冬になってから3キロも太ってしまった」
「鍋すら食べるのが怖い。。。」
という方は、ミスコンでも使われているこちらの食事方法に切り替えれば1、2週間で2〜3キロくらいなら落とせます。
難しい内容は1つもない、明日からできるないようなので、ぜひ試してみてください。
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