ダイエットに炭水化物は禁物…そんなことを思っている人も多いのではないでしょうか?
でも、実はさつまいもがスーパーフードだって知っていましたか?
最近では、このさつまいもの凄さに目をつけたアメリカのNASAがさつまいもを宇宙食にしようという試みがあるのです。
スーパーフード、さつまいもの魅力
日本では戦時中、茎まで食べられていたと言われる『さつまいも』
栄養価が高く腹持ちがいいことで、多くの日本人を救ってきたのですが、今、このさつまいもをNASAが宇宙食として取り入れようとしているのです。
なぜならば、さつまいもが持つ栄養価は準完全食と呼ばれるほど人間が生活するための栄養素を多く含んでいるのです。
さつまいものカロリーと栄養素
↑さつまいもは焼き芋にすると1本(200グラム)あたりの264カロリーとなり、カロリー高めです。
それから、炭水化物だから食べると太っちゃう!と普通は思いますよね。
↑しかし、さつまいもは準完全食と呼ばれるほど、バランスよくビタミンやミネラルなどの栄養が取れるので、新陳代謝を高めてくれます。
さらに、さつまいもに含まれる水溶性食物繊維が炭水化物の吸収を抑えてくれるから、実際は食べ過ぎなければ太りにくいのです。
データ元:カロリーSlism
さつまいもに含まれる2種類の食物繊維
さつまいもには太る原因となるコレステロールを包み込んで吸収を抑えたり、体内で膨らんで満腹感を与えてくれる水溶性食物繊維と詰まった便を送り出す働き(ぜん動運動)をさせる不溶性食物繊維が含まれています。
この2つの食物繊維のおかげで、余分な脂肪の吸収を抑えるなだけでなく、腸をキレイな状態に保ってくれるので、古い脂肪や細胞を代謝するためのビタミンやミネラルがきちんと吸収できるようになります。
腸の動きを活性化させるヤラピン
さつまいもを切ると出てくる白い乳液。それがヤラピンと呼ばれる成分です。
ヤラピンには胃の粘膜を守ったり、腸の蠕動(ぜんどう)運動に動きかけたりします。
腸の動きが活発になるり、便を柔らかくする効果もあります。
さつまいもには食物繊維もたくさん含まれているので、まさに便秘でポッコリお腹になっている人に、さつまいもはとてもおすすめな食べ物ですね。
脂肪燃焼を加速させるカルシウム
さつまいもにカルシウム?と驚く人も多いと思いますが、スーパーフード”さつまいも”はイモ類の中で最もカルシウムを含んでいる食品なのです。
『ダイエットをしていても中々効果が出ない!』と悩んでいる人の多くはカルシウムが不足しています。
カルシウムには体内に脂肪を蓄積させる胆汁の働きを抑えてくれるので、体に脂肪が付きづらくなります。
加熱にも強いビタミンC
普通、ビタミン系の栄養素は加熱に弱く、火を通すと無くなってしまうのですが、さつまいもに含まれるビタミンCはさつままいものデンプンが上手く作用し火に強くなります。
さらにさつまいもの皮にはリンゴのの10倍のビタミンCが含まれているということでしっかりで、シミ・そばかすを防いでくれるので美肌効果も高いです。
むくみを改善するカリウム
脂肪が溜まって太っているわけではないのに…という人は体が万年むくんでいたりします。
さつまいもはよく、焼き芋として食べられますが、なんとご飯のおよそ20倍ものカリウムを含んでいるのです。
体から余分な体を抜いてくれるのでむくみを解消するのにもとても効果的です。
パントテン酸
さつまいもに含まれるパントテン酸はイモ類の中で一番豊富です。さすがスーパーフードですね。
パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれ、エネルギーの代謝に必須ともいわれている重要なビタミンです。
また、ビタミンCとも密接な関係にあり、ビタミンCが新しい肌細胞を作るのをお手伝いしてくれます。
よくパントテン酸がニキビに効くとか、肌がモチモチになった!といわれるのはパントテン酸とビタミンCが上手く働いているからなのです。
美肌効果のあるクロロゲン酸
さつまいもの紫色の皮はワインやチョコレートに含まれていることでも有名なポリフェノールがたくさん入っています。
そのポリフェノールの中でも特に際立って多いのがクロロゲン酸と呼ばれる中性脂肪を燃やしたり、シミ・そばかすを解消してくれる成分です。
ダイエットをしたけれども肌がボロボロというのではあまりうれしくないですよね。
さつまいもダイエットはしっかり美肌も支えてくれます。
肝機能障害を軽減するアントシアニン
肝臓は中性脂肪を作る臓器です。そのため、太った時に1番脂肪がたまりやすいといわれるのも肝臓です。
脂肪肝とか聞いた頃ありませんか?脂肪肝は肝臓の機能が低下してなる症状で、のちのち脳梗塞や心臓発作になってしまう原因でもあります。
アントシアニンは機能が低下した肝臓を助け、脂肪細胞を燃やすようにサポートしてくれます。
さつまいもの皮には豊富なアントシアニンが入っているので、脂肪肝に悩んでいる人、内臓脂肪に悩んでいる人にもさつまいもダイエットはおすすめです。
さつまいもダイエットとは?
さつまいもダイエットの方法はとても簡単で、普段食べている主食(米・パン・パスタなどを)さつまいもに置き換えて食べるだけです。
1日に食べる量は150~180グラム程度。
よく売られているさつまいもの半分くらいです。
さつまいもの効果的な食べ方
さつまいもを食べるに当たり、さつまいもダイエットを始めるに当たり、1つだけ抑えておくべき重要なポイントが有ります。
それは、さつまいもの皮ごと食べるということです。
上記のさつまいもに含まれる栄養成分のところで、何度も説明しましたが、さつまいもの皮にはヤラピン、ビタミンC、アントシアニン、クロロゲン酸などのダイエットに有効な成分が沢山含まれているのです。
このさつまいもの皮を食べなければダイエットに効果がないと言っても過言のレベルだと思います。
もし、農薬や泥が気になると思う人は水3、酢1の比率で作った入れ酢水で簡単に洗ってあげましょう。
バクテリアさえも98%除去できるという実験結果も出ています。
さつまいもダイエットで成功した芸能人
さつまいもダイエットで実際に体重を落とした芸能人がいます。
赤いプルトニウムっていう茨城県出身のお笑い芸人を知っていますか?今は『赤プル』という芸名で活動しています。
一時期は、多くのTV番組に出演していてけっこう有名です。
↓こんな人です↓
で、気になるダイエットの結果ですが、1ヶ月半で
体重 58.1キロ→46.5キロ【-11.6キロ】
体脂肪率 30.0%→18.9%【-11.1%】
赤いプルトニウムさんの場合、お酒も断ったということで3~4キロくらいはすぐに落ちたということです。
体脂肪率も30%だったので落ちやすかったというのもあるかもしれないですが、流石に1ヶ月半で11.6キロ痩せるのはライザップ以上と言ってもいいかもしれないですね。笑
さつまいもはレンジで簡単ふかし芋!
さつまいもを毎日食べようと思っても、料理するのが大変、面倒くさい!となってしまったら続けるのは難しいですよね。
さつまいもは電子レンジを使えば12分で簡単にふかし芋にすることができるのです。
ルクエで美味しくふかし芋
調理方法は簡単で、先ほど紹介した酢水でさつまいもを洗い、ルクエ(簡単電子レンジ調理器具)に入れて10~12分を200wで温めてあげましょう。
簡単にホクホクのふかしイモを作ることができます。
ホクホクよりもネットリ系のさつまいもが好きならば、さらに3〜4分加熱してあげましょう。
もしルクエがないばいは、新聞紙、サランラップにくるんでも大丈夫です。
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最後に
ぜひ、みなさんもさつまいもダイエット、チャレンジしてみてください。
ご飯をさつまいもに置き換えるだけ&調理もレンジでできる簡単ダイエット法なので、さつまいもさえ手に入れば簡単にできます。
あ、それに加えてオススメなのが朝だけホットヨーグルトに置き換えるホットヨーグルトダイエットです。
さつまいもダイエットと併用できるので一緒にやると効果が高くなるでしょう。▶【決定版】ホットヨーグルトで最も効果的にダイエットする方法
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