「私の姉は、小学校後半から拒食症になり、そして過食症になり、摂食障害になってしまいました。。。」
摂食障害は、精神的にも病んでしまうし、健康をも奪ってしまうとても怖い病気です。
もし、あなたが小学生、中学生、高校生、あるいは大学生で、『ダイエットをしなきゃ。。。』と思っているのであれば、ぜひ最後まで読んで欲しいと思います。
そもそもダイエットをする必要があるの?
1番最初に質問したいのですが、あなたは本当にダイエットをする必要がありますか?
きっと、あなたはこう言うでしょう。
「そんなの当たり前」
「もちろん」
「誰だって痩せたいに決まっている」
でも、本当にそうなのでしょうか?
もしかしたら、あなたがダイエットをしないといけない、と思っている理由は、誰かに「デブ」とか「太ったねw」とか言われたから、だったりしませんか?
私の姉の場合は、まさにこの周りからの「太ったねw」の一言がきっかけで、極端なダイエット(拒食)を始めてしまったのです。
ここから悪夢は始まります。
食べたものを全てトイレに吐く毎日の連続です。
家族での食事中も、食べたものが喉から逆流して、それを必死に防いでいる姉を観るのは、本当に苦しかったです。
両親はもっと苦しかったでしょう。
トイレに吐きに行くとバレてしまうので、吐いたものを自分の机の中に隠したりもしていました。
通学路の途中で吐いた後があったりすると、本当に心が痛い気持ちになりました。
親が精神病院に連れて行かく姿と、それを嫌がる姉の姿を見て、私もよく泣いていました。
私の姉は当時(小学生5年生)は『周りからモデルのような体型だね』と言われるくらいスラっとしていました。
本人もそれを知っていて、自分の体型には自信を持っていたと思います。
痩せる必要は全くありませんでした。
ただ、女の子の体というのは小学生後半、もしくは中学生、高校生あたりから女の子の体は急に成長し始め、丸みをおびてきます。
これは女性であれば普通のことです。むしろ、「良かった、私の体は正常!女の子だった!」と喜んでいいのかもしれません。
しかし、知識のない周りの男の子や、心ない大人の人は「デブじゃね?」とか、「最近太ってきたねw」とか言って、あなたのことを傷つけます。
その結果、思ってもいないのに、
「痩せなきゃ。。」
という恐怖心にかられて、ダイエットをしなくてはいけないと思い込んでいってしまうのです。
なので、今、痩せなきゃ、と思っている人は、本当に痩せる必要があるのか、しっかり考えて欲しいと思います。
それでも、「まだ痩せないと…」と思っている人は、読み続けて下さい。
痩せるっていうのはどういうことなのか?
1つクイズを出します。
次の画像の女性のうち、左、真ん中、右、どの女性が一番痩せていると思いますか?
答えは、あなたの主観なので、あなたが選んだものが正解です.
どれを選びましたか?
それでは、続けて、もう1つ質問をします。
次の女性のうち、左、真ん中、右、どの写真が一番、体重が軽いと思いますか?
これは数値の問題なので、答えがあります。
一番右!と多くの人が思ったのではないでしょうか?
実際に、正解を聞くと驚くかもしれませんが、真ん中の画像が1番体重が軽いのです。
左:65.7キロ 真ん中:55.3キロ 右:63.5キロ
ちょっと驚いたかもしれませんが、実は真ん中の画像は右の画像よりも8キロも痩せているのです。
8キロも痩せて見えますか?
逆に1番左と、右ではたったの2キロしか体重が変わらないのです。
これがダイエットの真実です。
何が言いたかったのかというと、たった2キロ落としただけでも10キロ落ちたくらい痩せて見えるということです。
実はこの女性、ケルシー・ウェルズさんと言って、自分のダイエット体験を基にしてトレーナーをやっている女性なのです。
『体重計なんかクソ食らえ!』
と、体重を気にするダイエットと体重計の馬鹿らしさを世界に訴え続けています。
ちなみに画像のオリジナルは下のインスタから引用させていただきました。
日本語に訳すと
体重なんてクソ食らえ!『もっと自分に優しくしなきゃ!と言い聞かすために、この画像を見るの』
ねぇ、みんな!お願いだから、もう体重計の意味のない数字にしがみつくのは、やめて!
『体重を減らす=いい結果』、とは限らないし、体重が減ったから、もっと自分が好きになるとは限らないの!
自分を傷つけるだけの減量はやめて!
もしあなたが、昔の私みたいに、体重にこだわったダイエットをしているのなら、お願いだから聞いて下さい。
私の身長は173センチで、体重は63キロです。
私がダイエットを始める前は産後から8週間たっていて、体重は65キロでした。
だけど、私の妊娠前の体重は59キロでした。
そこで、ナンの知識も無かった私は、ダイエットの目標値として、55キロまで(10キロ)体重を落とすと決めました。
私が持っている中で1番細いジーンズを履けるようにしようと思ったわけです。
で、ダイエットを頑張ったかいもあり、始めて数ヶ月で55キロまで到達することができました。
でも、その後にとてもショッキングなできごとが起きてしまいました。。。
なんと、数日で8キロリバウンドしてしまったのです。
結局、はいていたパンツのサイズも2サイズ上がって、はこうとしていたスキニージーンズも、無理やりはこうとして、破いてしまったのです。。。
昔の若かった時が輝かしく見えてしまい、とても惨めな感情に襲われました。
でも、この経験のおかげで、私はどうやって、成果を出すのか、正しいダイエットをするのか、どうやったら自分が幸せになれるのか、しっかり確認することを学びました。
そこからは、毎日、記録を取り続けました。腕立て伏せが何回できたとか、なんでいいと思うの。画像や動画を撮ったりして頑張ったことの記録を残していったの。
その結果、1番太っていた時から、たった2キロしか痩せていないのに、私の体と見た目は完全に変わったの!
こんなにしなやかん筋肉も今まで無かったし、脂肪がこんなについていない状態は初めてよ!
今までで、1番健康的だし、肌の調子も最高!
もし、ずっと前に、『体重計なんて、クソ食らえ!』って言ってなかったら、きっと今の私はなかったなず。
でも未だに体重計に乗ると、『え、うっそ! 63キロ!?』って声が耳元で聞こえてくるの。
そういう時は、『クタバレ!体重計!』って言うの。
きっとあなたも体重計に向かって同じことを言うべきよ!
どうですか?
『体重を減らさなきゃ。。。』
『痩せなきゃ。。。』
と思っていた気持ちに少し変化が訪れませんでしたか?
このようにダイエットというのは頑張って激ヤセするのではなく、1日1回腕立て伏せをするとか、健康的なものを食べるとか、少しの意識だけで体を劇的に変えるものなのです。
そう、実はダイエットって頑張らなくても良い、とても簡単なことだけをやっていけばいいのです。
ダイエットは本当に簡単なことだということ
ただ、このままだと具体的に何をすれば、ちょっとわからないですね。
ということで、体重を落とさずにも痩せて見える生活習慣を食事、運動、マッサージの3つから紹介したいと思います。
【食事】普段の食事を腹8分目+飲み物
食事は普段通り食べましょう。ただし、腹8分目で抑えて下さい。
でも、このままだと、なんか満たされないというか、もっと食べたい欲求に駆られてしまいますよね。
そこで、最後は水分でお腹をいっぱいにしてあげましょう。
ジュースを除く水分であればなんでもいいです。
お味噌汁、お茶、コーヒー、牛乳。
最後に水分を飲んであげることによって、食べたモノが胃の中で膨らみ、お腹がいっぱいになります。
【運動】モデルはウォーキング痩せている
最低でも1日20分は歩く時間を作ってあげましょう。
歩くよりも室内でできる簡単な運動が良いという場合は、下の記事で、効果的な有酸素運動を確認してください。
【マッサージ】むくみを取れば体は1回り細くなる
そして、最後に紹介するのがマッサージです。
マッサージをすると体に溜まった余分な水分と老廃物を流れるので、スッキリ細くなります。
筋肉がついていて太ももが太いというのが悩みだったモデルの石井亜美さんが紹介しているマッサージ方法が効果てきめんです。
マッサージが買えない!という場合は家にあるオリーブオイルを使ってもできます。
手でマッサージするよりも機会があったほうがいいという人は、ライザップが出しているボニックプロとかがおすすめです。
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【まとめ】子供に読んで欲しいダイエットの本当のところ
小学生・中学生・高校生に知ってほしいダイエットの本当の話し、いかがだったでしょうか?
ダイエットして10キロ痩せることもできますが、大抵はリバウンドします。
それよりも2、3キロ痩せて劇的に細く見えるのであれば、そのほうがいいと思いませんか?
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