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『アミン酸ダイエット』と言う言葉があるように、ダイエットにはアミノ酸を摂取することは超重要です。
そのアミノ酸の中でも、人間が体内で作り出すことのできないアミノ酸『必須アミノ酸』(イソロイシン、ロイシン、バリン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、ヒスチジン)を最大限に含んでいるのが、たまごなのです。
もちろん、それだけではなく、たまごは『完全食』でもあるのです。
完全食とは何かというと、簡単に言えば、『これさえ食べていれば死ぬことはない』という食べ物です。(ただし、ビタミンCと食物繊維は補わないといけません。)
要は、生きるために必要な栄養素が全て含まれているスーパーフードと言ってもいいでしょう。
たまごでダイエット?と聞くと『コレステロールやカロリーが高そうだから、体に良くないんじゃない?』と思う人も多いはずです。
しかし、最近の研究ではたまごのコレステロールは人間のコレステロールとは関係が無いことがわかっています。
『たまご』ほど完璧なタンパク質はない!『たまご』ほど栄養バランスが取れている食べ物はない!と言うことは忘れてはいけません。
アミノ酸スコア100のたまごが凄い理由
『アミノ酸スコア100』ってナニ?なんとなく凄そうだけど…という方にまずはアミノ酸スコアについて説明したいと思います。
アミノ酸の中には、人間が自分で生成できる非必須アミノ酸と必須アミノ酸の2つの種類があります。必須アミノ酸は自分で作ることができないので、食べ物から補わないといけないアミノ酸ということです。
で、たまごのアミノ酸スコアが100というのはどういうことかというと、たまごに含まれている必須アミノ酸は全て体に摂取されますよ〜ということを表しています。
引用元:https://www.jpa.or.jp/chishiki/aminosan/01.html
例えば、お米のアミノ酸スコアは65。これはお米が持っている65%しか体内で吸収されませんよ〜って意味です。
一方でたまごはアミノ酸スコアが100なので、たまごに含まれているアミノ酸は全て体で吸収できてしまうのです。
たまごに含まれるダイエット効果のある成分
よく高品質のアミノ酸とかプロテイン、タンパク質とかいう言い方をしますが、こういったアミノ酸スコアが高い食べ物が高品質の証です。
ちなみに必須アミノ酸のそれぞれの効果を説明していくとこんな感じです。
イソロイシン(BCAA)
イソロイシン、ロイシン、バリンの3つの必須アミノ酸はBCAA(分岐鎖アミノ酸)とも呼ばれています。主に筋肉の量を維持したり、強化したりしてくれるアミノ酸です。
いますの効果は主に筋肉細胞に関係があり、骨格筋率をアップさせエネルギーの消費量を上げてくれます。
それから肝機能を活性化させるので栄養が隅々まで行き渡り、古い細胞を代謝させ新しい細胞に蘇らせてくれます。
また、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので太りにくくしてくれます。
ロイシン(BCAA)
イソロイシンと一緒にBCAAと呼ばれる必須アミノ酸。筋肉を活性化させてエネルギーを消費しやすくしてくれます。運動した後の筋肉を回復させる役目もあります。
それから、ストレスを緩和する効果もあるのでストレス太りが原因の人には特に摂取して欲しい必須アミノ酸です。
▶ストレスで激太り!痩せたいのに痩せられない7つの原因はコルチゾールにあり
バリン(BCAA)
イソロイシン、ロイシンと一緒にBCAAと呼ばれる必須アミノ酸。イソロイシン、ロイシンとの違いは体内に溜まったアンモニアを代謝させて肌にハリを与えてくれます。
それから、食欲不振の改善にも効果的な成分で運動のし過ぎや仕事のし過ぎでご飯が食べられなかったり、夏バテしたりした時に摂取したい必須アミノ酸です。
スレオニン/トレオニン
スレオニンやトレオニンと呼ばれることが多いです。
内臓脂肪や脂肪肝に困っている人にオススメの必須アミノ酸です。肝臓の脂肪を抑制してくれる働きがあります。
それから髪の毛の艶を良くしたり美肌効果があるのも特徴的です。
メチオニン
メチオニンは利尿作用を清浄化させてくれるため、体のむくみを抑えたり体に溜まった毒素や老廃物を排出するというデトックス的な働きもあります。体がむくんでいるだけで、太って見えるのでとても大変ですよね。
メチオニンは血球コレステロールしてくれる働きがあるのですがアルコールの過剰摂取よって効果が打ち消されてしまうので気をつけましょう。
うつ病や統合失調症を改善する働きもあります。
フェニルアラニン
ストレス太りに効果的なのがフェニルアラニンです。
肝臓で『チロシン』というアミノ酸に変わります。チロシンは脳内麻薬と呼ばれるドーパミンやアドレナリンとなり快適感情をもたらしてくれます。
鎮静効果もあるので、筋肉痛などの痛みを軽減してくれる効果もあります。
トリプトファン
トリプトファンは幸せホルモン、ドーパミンの原料とも言われている必須アミノ酸です。
ストレスからくるドカ食いを抑制する効果もあります。ストレス太りを気にしている人にはおすすめの必須アミノ酸です。
他にも不眠症の改善やアンチエイジング効果、それからPMS(月経前症候群)、更年期障害を改善してくれるとても有り難いアミノ酸です。
リジン
脂肪を燃やすために重要なカルシウムの吸収を増大させたり、コレステロールの増加をおさせてくれる働きがあります。
肝臓を活性化させるリパーゼを活性化させて脂肪を代謝させてくれます。
また、不妊で悩んでいる人には受精率を高めてくれる効果があるので重要な必須アミノ酸です。
他にも顔にできてしまったヘルペスや疱疹の原因になるウイルス感染を防いでくれたりもします。
ヒスチジン(子供のみ)
ヒスチジンは子供のみ体内で作ることのできないアミノ酸なので、子供においてのみ必須アミノ酸と言えます。
最近の研究データによってヒスチジンは脂肪燃焼を活性化させる働きがあったり、食欲を抑える働きがあることが分かったため、ダイエット効果が期待されています。
完全食の『たまご』
アミノ酸スコア100というだけではなく、ミネラルやビタミン群も豊富に含まれています。
例えば、意外に知られていませんが、たまごには鉄分が豊富だと言われているほうれん草の2倍の鉄分が入っていたり、カルシウムは牛乳の1.5倍もの量が含まれていたりします。
食物繊維とビタミンCだけが含まれていないのですが、まさに元祖スーパーフードと言っても過言ではないと思います。
たまごのコレステロールは悪く無い
普段スーパーに売っているたまご1個(50グラム)には250mgものコレステロールが含まれています。
そのため、たまごの摂取はコレステロールを増大させるなんて言わることもあるのですが、最近の研究ではたまごを食べることとコレステロールの上昇はあまり変わらないことがわかってきています。
例えば、東海大学医学部の研究結果では毎日たまごの卵黄3つを摂取しても65%の人間がコレステロール値が変わらなかった、むしろ下がった、善玉コレステロールが増えていたという報告をしています。
さらに、厚生労働省が行った調査によると毎日たまごを食べている人の心筋梗塞になる確率はたまごを1回も食べない人に較べて80%も低かったという結果が出ています。
また3万3000人のコレステロールの結果を図った結果、たまごを食べる量がコレステロール値に関係がないということもわかっています。
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たまごはやっぱり凄かった!
コレステロール値が高いから食べないほうがいいなんて言われていた時期もありますが、必須アミノ酸のスコアが100、ビタミンやミネラルも豊富でしかも安い!
こんな素晴らしいダイエットに最適な食べ物を逃したら本当に勿体無いと思います。
ぜひ、たまごダイエットもしてみてください。
ちなみに歌舞伎俳優の市川海老蔵さんはゆでたまごダイエットをして20キロのダイエットに成功しています。
詳しくはこちらの記事から。
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