7月12日にテレビ朝日に放送された『みんなの家庭の医学』では高血圧を解消するために体内に溜まった塩分を入浴で抜く方法が紹介されていました。
高血圧な方はもちろんですが、体に塩分が溜まって太ってしまっている、むくんでしまっていると言う人にもとても効果的な方法だったので、紹介しようと思います。
夏だから暑いしシャワーで終わりにしようと思っている人もきっとこの入浴方法を知ってしまったらお風呂に入らずにはいられなくなるでしょう。
普段からしょっぱい塩分過多の食事を取っている人であれば、きっと1週間で3、4キロ痩せることも可能でしょう。
塩分が体に残っているとナゼ太る?
『体の代謝をあげるために1日に2、3リットルの水分を取っている!でもなぜか、取った水分が体から抜けずにブクブクにむくんでしまった…』という経験をしたことある人いませんか?
水分は確かに新陳代謝をあげる為に重要で、水分をたくさん取るというのは正しい行為なのですが、塩分についての正しい知識を身に着けていないと体がむくむだけで大変な事になってしまいます。
体から塩分を抜く入浴方法
塩分を体から抜くためには利尿作用の高いカリウムを摂取すると良いことは有名ですね。今回は入浴で塩分を抜く方法を紹介します。
41度の湯船に肩までゆっくり浸かって体温が1度上がるまで待つ
シンプルに言うとこの通り『自分の体温が1度上がるまで41度の湯船に浸かるだけ』です。
例えば、体温が36.6℃の人であれば37.6℃まで体温が上がるまで湯船の中に肩まで浸って待ちましょう。
この時体温を測る場所ですが、耳の中を図って体の深部の深層体温をしっかり計ることです。
体温計を持っていないという人は『ジワ〜』っと汗が出てきてから10分くらい湯船の中で耐えましょう。そうするとだいたい、体温が1℃上がっているそうです。
なぜ、この入浴方法で塩分が体から抜けていくのかというと、体内に一酸化窒素が増えて、血管を拡張させたり、一酸化窒素が腎臓の働きを活発にしてくれるので塩分を排出しやすくなるからなんだそうです。
ちなみにこの入浴方法を行うと体の深部が温まるので湯船から出ても汗が噴き出してきて止まりません。
体温が1℃上がると基礎代謝が15%上がると言われているので体が冷めるそれまでは、体がカロリーをガンガン消費してくれている状態でもあります。
どれくらい塩分が抜けるの?
テレビで紹介されていた女性は初めは摂取した10グラムのうち、7グラムしか塩分を尿から出せていませんでした。
しかし、この入浴で1℃体温を上げる方法を1週間試した結果、1日に10グラムの塩分全てを出せるようになっていました。
そもそも、1日に3グラムずつ体内に塩が溜まっていくというのは恐ろしいですよね。
単純に計算すると、10日で30グラム、1ヶ月で90グラムの塩分が溜まっていくということになります。
これはもう塩分濃度を薄めようと体が水を溜め込もうとするのもよく分かりますよね。
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【まとめ】お風呂で塩抜きダイエットする方法
体温を1℃あげる入浴方法は高血圧の人にはもちろん効果的ですが、ダイエットにおいても体のむくみを取るために重要です。
特に慢性的に体のむくみが凄いという人は是非この入浴方法を試してみてはどうでしょうか?
運動もせずに、マッサージもせずに痩せることができるはずです。
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