胸が大きいと、それだけ太って見えたり、ゆったりした服を着るとなおさら太って見えるというという悩みを抱えがちです。
そこで、今回はボディメイクトレーナーがどのように胸のサイズをダウンさせて理想な体型に近づけているのか、その方法を紹介します。
自宅でもジムでもできる方法なので、ぜひ今日から実践してみましょう。
胸を小さくすることは、本当に可能?
「ダイエットをすると胸から落ちる」という人がいるのに、私は例外、と悩む女性はけっこういます。
また胸が小さくなったと言っても、胸のハリがなくなって垂れてしまい、よけいにコンプレックスになってしまったという人の話も、よくあることです。
しかし、ボディメイクの技術を使えば、バストを上向きにしたままキレイにサイズダウンさせていくことは本当に可能なのです。
実際にプロのボディビルダーは、大会前になると男性の胸のようにペッタンコになるということはよく知られています。
また、トランスジェンダーの方にもヌメを
このようにボディメイクの技術を使えば、誰でも胸のサイズを下げることはできます。
トレーナーがしているバストサイズをダウンさせる4つの方法
バストサイズをダウンするためには以下の4つ方法を使ってバストダウンをさせています。
1.体脂肪率を落として体全体の脂肪を落としてサイズダウンさせる
ダイエットの大原則として、『脂肪を落とすと体全体の脂肪が落ちる』ということです。
ですので、ダイエットをすれば、自然と胸の脂肪も落ちるのでサイズダウンしていきます。
特に胸の脂肪は体積が大きいので減るとわかりやすいので、「ダイエットをすると胸から落ちていく」
「体重が落ちたけど胸のサイズも著しく落ちた」
という人も多くいます。
ただ、より胸のサイズを小さくしたいのであれば、胸周りの脂肪を落とすことに特化したエクササイズをすることが重要です。
2.さらに、バストの脂肪燃焼に効果的なエクササイズを加える
ズバリ、ボディメイクには胸の脂肪を燃やすことを目的としたエクササイズ、トレーニング方法というものがあります。
ちなみに、これから紹介する3つの中でボディメイク的に1番重要なのがこのエクササイズです。
胸が大きい女性には、ある特徴があります。
主には
- 背中の関節が硬い
- 肩甲骨の関節が硬い
- 肩の関節が硬い
のようなものです。
より詳しくは、後ほど紹介しますが、これらの関節を柔らかくすることで筋肉の可動域が広がりより胸周りの脂肪燃焼をうながすことができます。
3.脂質・糖質をとりすぎない
ご存知の通り、胸は脂肪でできているので、脂質が高い食べ物、脂肪に変わる糖質を取りすぎると胸が大きくする原因になります。
ある研究ではAカップの女性に比べてDカップ以上の女性は糖尿病2型になるリスクが58%も上回るという事が言われています。(糖尿病2型は食べ過ぎや運動不足が主な原因といわれています。)
特に脂質、糖質は体の中で脂肪として蓄える栄養、すなわち胸が大きくなる原因にもなるので、必要以上にとらないことが重要です。
※脂肪を燃やすのに脂質と糖質もある程度必要なので、完全に取らないとサイズダウンしない原因にもなります。
4.女性ホルモンを刺激しない
豆乳などの大豆食品にはイソフラボンという女性ホルモンと同じような働きをする栄養が含まれていることは知っている人も多いでしょう。
例えば、「ベジタリアンだから胸が小さい」というのはただの偏見で、ベジタリアンでも胸が大きい人達も多くいます。
その要因とされているのが大豆イソフラボンを摂取していているからと言われています。
「豆乳はヘルシーだから」と飲んでいると、それが原因で胸を大きくなっているのかもしれません。
胸が大きくて悩む人によくある3つの体の特徴
簡単にまとめると、
- 上半身の関節が硬い
- 脂肪を蓄えやすい食事をとっている
ということです。
1.背中の関節が硬く猫背
「胸が重くて猫背になってしまう」
という意見がよくありますが、猫背を放置しておくと、背中周りに脂肪が付きやすくなるので、それに連なって、さらに胸に脂肪がついてしまうとい要因にもなります。
胸が大きくて猫背の人は、背中の関節が固くなってしまっており、上半身がでっぷりとしてしまう傾向が多いです。
2. 肩から二の腕にかけてが太い
二の腕が太くなってしまっている理由の多くは、肩の関節が固まってしまっていること、そして肩と肩甲骨がうまく連動していないことがあげられます。
この場合、むやみに二の腕痩せエクササイズをやってしても筋肉だけがついてしまうという怖さもあります。
3. 大胸筋が衰えたり、凝り固まっている
大胸筋は胸を支えたり、胸周りの脂肪を燃やすのに効果的な筋肉です。
この大胸筋が衰えたり、凝り固まったりしていることが原因で、胸に脂肪がつきやすくなったり、胸が垂れたりしてしまっています。
結論から言えば、上半身の関節が固まっていたり、脂肪を燃焼するための筋肉が衰えていたりすることが原因で胸に脂肪がつきやい傾向になっています。
筋トレで胸を小さくするメリット5つ
胸を小さくする方法は探すといろいろありますが、筋トレで落とすメリットはなにがあるのでしょうか?
5つにまとめて紹介します。
なにより安全
筋トレでバストダウンを目指すのは、なにより安全性が高いです。
食事で落としたり、手術で落としたりする方法もありますが、胸がしぼんだり、垂れたりして見栄えが悪くなってしまうという怖さがあります。
しかし筋トレなら、胸の形がよくなることはありますが、悪くなることはありません。
胸が上を向くので美乳になる
筋トレで大胸筋を鍛えたり背中の筋肉をひきしめることで、胸が上に引っ張られるので、胸が上向きになります。
大きくて垂れている胸がコンプレックスだった人にとっては、自然に胸の垂れを改善させるには筋トレが唯一の方法と言ってもいいでしょう。
成長ホルモンを分泌して、脂質の代謝させる
筋トレをすることで成長ホルモン(別名:脂肪燃焼ホルモン、若返りホルモン)が分泌されます。
この成長ホルモンは、別名:脂肪燃焼ホルモン、若返りホルモンと言われているもので、脂肪を代謝させたり細胞の新陳代謝にかかせないホルモンとしても有名です。
ですので、筋トレをすることで効果的に脂肪を落とすことができます。
上向きヒップもつくることができる
バストのサイズダウンを目的とするエクササイズは大胸筋とともに背中の筋肉をひきしめるものが多いです。
背中の筋肉がヒップを引っ張り上げることにより、上向きヒップも一緒につくることができます。
バストサイズをダウンさせる筋トレメニュー
バストサイズを落とすためにはBIG3とよばれる筋トレをメインに取り入れることで可能です。
BIG3とダンベルフライで得られる効果をそれぞれ説明していきます。
最後にBIGのやり方について説明する記事を紹介しているので、やり方についてはそちらから確認してください。
フルスクワット
フルスクワットは筋トレの中で最もエネルギー消費量を高めることができる筋トレです。
太ももが太くなると心配する人がいますが、正しいやり方をすれば太ももを細く引き締めることができます。
ポイントはハーフスクワットではなく、最も脂肪燃焼の高いフルスクワットでやることです。
デッドリフト
デッドリフトは肩甲骨周りを鍛えるための筋トレメニューです。
特にバストアップに効果的な僧帽筋、そして肩の関節を柔らかくする広背筋を刺激できるので、効果的にバスト周りの脂肪を燃焼させるのに効果的なエクササイズといえます。
また背中を鍛えることで、釣られてヒップが上がるメリットもあります。
ダンベルフライ
ダンベルフライで肩甲骨の可動域を広げつつ、大胸筋をシkげしていていきます。
ベンチプレスまたはダンベルプレス前にやることでベンチプレス、ダンベルプレスのパフォーマンスをさらにあげることができます。
ベンチプレス(またはダンベルプレス)
ベンチプレスは胸の下にある大胸筋をひきしめることにより、胸の脂肪燃焼を促進できる筋トレメニューです。
特に脂肪燃焼効果が期待できるので
ベンチプレスができない場合でも腕立て伏せやダンベルで代用することもできます。
詳しいやり方は以下の記事で説明しているので、やり方を確認しながらやってみてください。
ボディメイクで胸を小さくする方法【まとめ】
ボディメイクで胸を小さくするためには
- 背中の柔軟性を上げること
- 大胸筋、背中の筋肉を引き締めること
が基本となります。
それに加えて、不必要な脂肪分や糖質、それから女性ホルモンの代わりになったり、刺激する食べ物を控えることです。
これによって理想的な胸のサイズへと近づけることができます。
どんな食事方法をすればいいのかわかないという方は、以下の記事を是非参考にしてみてください。
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