今回は、世界で1500万冊売れてベストセラーになっている「一人になりたい男、話を聞いて欲しい女」で紹介されている女性のストレス解消法を紹介したいと思います。
もし、あなたが、食べてストレス解消をしていたり、カラオケやショッピングなどで、その場しのぎのストレス解消しかしらないのであれば、きっと今後も日々たまるストレスと格闘しなければいけなくなるでしょう。
でも、もしストレスの原因を根本から解決でき、ストレスフリーの生活がやってきたとしたらどうでしょう?
今回紹介する内容は、そんなストレスを根本からなくしていく、人間の本質をついたストレス解消方法です。
海外で爆発敵に売れている『心理カウンセラー』ジョン・グレイ博士が推奨している内容です。
まず、簡単にこの本の著者であるジョン・グレイ博士について簡単に紹介しておきます。
ジョン・グレイ博士は、先ほど紹介した「一人になりたい男、話を聞いて欲しい女」の他にも「ベストパートナーになるために」、「ベストフレンド・ベストカップル」などの著書でも有名です。
特に男性と女性のコミュニケーション、心理状況に詳しいカウンセラーです。
本書の中では、女性のストレスをホルモンバランスや心理学的な面から解説、分析、そして効果的な対処法を紹介しているので、深く知りたい方にはとてもおすすめな内容です。
まずはチェック!女性がストレスを感じている時の症状10こ
人間関係だろうと、仕事でのストレスだろうと、育児のストレスだろうと、セックスレスのストレスだろうと、女性がストレスを感じだすと以下の症状が出てくるそうです。
- 時間に追われる感覚になる
- ネガティブ思考の悪循環におちいる
- 疲労感がある
- 不眠になる
- イライラして起こりやすくなる
- 不満を口にする事が多い
- 性欲が減退していく
- 心が硬直化する
- 変化することに抵抗感を感じる
- 抑うつになる
いくつ当てはまるものはありましたか?
もし、1つでもこのような症状が出ていたら、「オキシトシン」を満たすことで解消できると言われています。
女性のストレスを解消するには「オキシトシン」を満たす
女性のストレスには「オキシトシン」という愛情ホルモンの分泌を高めることがストレス解消法(ストレスホルモン「コルチゾール」の低下)に効果的であることが15年間の研究によりわかっています。
※男性の場合は「テストステロン」を高めるとストレス解消に効果的。
この「オキシトシン」の分泌が十分になると女性ホルモンである「エストロゲン」のホルモンバランスが整ってくるので、生理後のような快適さを手に入れることができます。
愛情ホルモン『オキシトシン」を満たす方法
オキシトシンを分泌させる方法は基本的に2つで
1つは女性らしさを表現すること
2つ目は女性らしさを認知してもらい、さらに褒められること
です。
また、オキシトシンを満たす方法の特徴としては「基本的に相手が必要」であることです。
男性の場合は、テストステロンを高めればいいので「筋トレ」、「スポーツ観戦」など基本的に1人でもできる方法なのですが、女性の場合は愛情ホルモンと呼ばれるだけあり、何かしらのパートナーが必要になります。
女性らしさを表現する28つの方法
- 問題について話す
- 恋愛ついて話す
- 気持ちを吐露して誰かに話しを聞いてもらうと実感する
- 髪を切る
- ペディキュア・マニキュアをする
- マッサージを受ける
- 協力をする
- 褒められる
- 誰かの力を借りる
- やりたいことをやるために十分な時間を得る
- 自分の時間を過ごすための協力を得る
- 安全だと感じる
- 祈る
- 感謝の気持ちを持つ
- デートをする
- 恋愛をする
- 非性的なボディタッチをする
- 気分や求めていることに目をむけてもらう
- 誠意を込めて謝られる
- 花を贈られる
- 相手の好意で助けてもらう
- 手紙や葉書を受け取る
- コンサートなどの文化的催しに参加する
- 励まされる
- 見られていると感じる
- 愛されていると感じる
だーっと箇条書きにして並べましたが、「あ、これはされると嬉しい!」というものはありましたか?
もしかしたら、「いや、これは…」とハードルが高いと感じたものがあるかもしれませんが、真逆を想像して見ると「意外にそうでもないかも」と思えます。
なぜなら、これらが満たされないことが女性のストレスの根本的な原因でもあるからです。
女性のストレスの根本的な原因
「なんだか今日はイライラする!」
「満員電車が耐えられない!」
「なんで、こんなに渋滞してるんだよ!」
「子供が早く学校に行く準備をしてくれない!」
こういうふうにイライラしたことはないですか?
こうした時にストレスの原因を「満員電車」や「グズグズしている子供」と捉えてしまうかもしれませんが、
もしあなたの精神状態が満たされていたら…
もしあなたの心にもっとゆとりがあれば…
これらのことも許せてしまうと思いませんか?
例えば、朝からパートナーとSEXして心が満たされている時、バラの花束をプレゼントしてもらった時、お気に入りのネイルをしてもらった時、恋愛が絶好調の時、髪を切って異性からの評判が良かった時…
こんな時って、心が満たされているので、いつもよりストレス耐性が高くなっていて、イライラしたりしないものです。
つまり、女性の場合、『しっかり女性らしさを表現できている』、『女性らしさを認められている』と心が満たさせているので、小さなストレスにイライラすることが少なくなります。
女性らしさを表現すると男性の対応が変わる?
「デートで相手に質問する」→男性が自分に興味を持ってくれることを期待できる
「買い物をする」→新しく買ったもので他人にいい印象を与えることを期待できる
「お気に入りの靴やアクセサリーを身につける」→他人から注目され、興味をもってもらうことを期待できる
「化粧をする」→男性の目を惹きつけ、好印象を与えることを期待できる
「SEXYな下着をつける」→パートナーに魅力的に感じてもらうことを期待できる
「贈り物をする」→感謝されることを期待できる
「人を助ける」→コミュニティで評価され、必要な時にサポートしてもらえることを期待できる
「パートナーの夕食を作る」→パートナーから愛情を注いでもられることが期待できる
「子供の世話をする」→パートナーの支えと子供からの無条件の愛情を期待できる
このように女性らしさを表現することで、男性やパートナーに行動を促す期待ができます。
うまくいけば、男性からモテモテになるので、常に女性らしさを満たすことができます。
ただ、そもそも、
「こんな体型にオシャレな服を着ても、豚に真珠。」
「太っているから、いくら化粧をしても魅力的にはみえない。見せられるようになる程度。」
「SEXYな下着なんて着られるわけがない。恥ずかしい思いをするだけ。」
なんて思ってしまっていて、女性らしさを表現することができないことにストレスを感じてしまっている人が多いです。
特にダイエットの悩みを抱えている人ほど、その傾向が強いです。
さらに悩みが深刻になると、自暴自棄になり「なぜ、女性らしくしなければならないの?」と、本当は手に入れたい自分の姿を逆に攻撃しだしたりしている人も多いですね。
パートナーにオキシトシンを分泌してもらう方法
それから、もしパートナーが伝えたら実行してくれる人であれば、次のことを伝えてやってもらいましょう。
実際にジョン・グレイ博士が推奨している方法です。
- ハグや言葉で愛情表現をしてもら
- 批判せずに話を聞いてもらう
- 女性が誰かの面倒を観るには、自分の時間と、誰かの支えが必要であることを理解してもらう
- 素直に気持ちを伝えることを尊重して否定しない。すぐに怒ったり、対立しないように安心させてもらう
- 希望や欲求を理解・尊重してもらう
- 女性の直感を認めてもらう
- 女性の求めていることを理解し、尊重してもらう
- 女性を気遣ってもらう
- 不満や批判を言わず、女性がパートナーのために最善を尽くしていることを認めてもらう
- 思いやりを持ってもらう。怒りを感じたり、言い訳がましくなった時は、いったん冷却期間を作ってもらう。
- 女性を責めない、謝ることを要求しないでもらう
- 女性の欲求を無視したり、軽く扱ったりしないでもらう。
ということです。
これをしてもらうことで、失った女性らしさを取り戻せるので、女性らしくいることにとても前向きになれます。
ただ、このままストレートに。「◯◯して!」「☓☓はしないで!」と伝えてしまうと、嫌がられるので、お互いに余計なストレスを抱え込むことになってしまいます。
リクエスト戦法を使ってパートナーに自ら実行してもらう
ジョン・グレイ博士によれば、相手に命令したり、否定したりして伝える方法は、より深い対立構造を作ってしまうそうです。
例
「仕事よりも私のことをもっと優先して!」
「家事何も手伝ってくれないんだから、ゴミ出しくらいしてよね!」
ですので、そういう場合は、「リクエスト」や「参考情報」を与えるという方法があります。
【リクエスト】する方法だと
「明日のゴミ出しをお願い。忘れて置きっぱなしにしちゃうと、部屋の中が臭くなっちゃうから。」
「靴下は、ちゃんと、脱衣所で脱いでほしいの。」
さらにさり気なく伝える 【参考情報】を使う場合は
「私は、朝料理を作るから、代わりにゴミ出しをしてくれるとすごく嬉しいの。」
「愛のあるSEXをすると、次の日はもっと美味しいおいしいご飯を作りたくなるの。」
などと、
「◯◯が好き」
「◯◯してもらえると嬉しい」
「◯◯してもらえると、すごく助かる」
などと、さりげなく伝える方法です。
パートナーに求めても無理そうな時の対処法…
でも、もしかしたら、こういう要求をしても、関係が冷え切っていたり、疲れ切ってしまっていると、なかなか行動に移してもらえないことがしばしばあります。
そういう時は、男性の「求められると動く」という性質をうまく利用するととスムーズに動いてもらえます。
例えば、女性が重い荷物を持っていると手伝いたくなってしまったり、高いところにある荷物を取れずに困っている女性を見ると助けたくなるのは男性の「頼りになりたい」という性だからです。
特に気になる異性にはそのように接する傾向があることは、まわりの人間を観察しているとよくわかりますね。
このように男性の「求められたい」という要求を満たしてあげれば、自然と「◯◯をして欲しい」というあなたの要求も満たしてくれることになります。
逆に男性の「求められたい」という要求は満たされないと、「自分は必要とされていない」と離れていってしまう原因を作ってしまいます。
以下の記事では、男性の「求められたい」という本能がどんなものなのかを紹介しています。
ぜひ合わせて一緒に読んでみてください。
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