食欲を抑えるのに、耳つぼマッサージだけをしていませんか?
確かに耳つぼには食欲を抑えるツボがたくさんあるのですが、何も食欲を抑えるツボは耳にしか無いというわけではありません。
これから紹介するツボを押すことによって、今は感じられていない食欲抑制効果を感じることができるかもしれません。
今回は耳つぼだけではなく、体中にある「食欲を抑えるツボ」を9つ全て紹介したいと思います。
また、やってみたけど、効果がなかったという人は『間違ったやり方』をしてしまっているかもしれません。しっかり、効果のある方法についても下の方に書いてあるので読んでみてください。
ということで、まずは基本の耳つぼから!
画像元:www.gangnambeauty.jp
飢点
『飢える』という漢字を使うのですが、飢点は過剰な食欲を抑えてくれるのに効果的なツボです。
食事の15分くらいに押すことで無駄食いを避けることができます。
胃点
胃の働きを正常にしてくれるツボです。胃が凄く荒れていると食欲は減退するのですが、胃が少しだけ荒れた状態というのは胃酸が過剰分泌されるため、逆に食欲がましてしまいます。
胃の機能を正常にすることで、食欲を抑えられます。
肺点
肺点を刺激すると食欲を抑える働きがあります。更に、肺点を刺激するとインスリンの分泌が抑えられるので、血糖値を下げて糖を脂肪に変えにくくしてくれる働きがあります。
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内分泌点
内分泌(ないぶんぴ)は、ホルモンバランスを整える神経が集中しているツボで、耳の1番下にあるくぼみの部分にあります。
内分泌が凝っている状態はストレスが溜まっていてイライラすることが多いです。ストレスが溜まっている状態って、無限に食欲が出てくるので暴飲暴食に走ってしまい太る原因になってしまいます。
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神門
神門は自律神経が集中しているツボです。自律神経が乱れるとストレスがたまり強い食欲に襲われます。
神文をしっかりマッサージしてあげることで自律神経が整い、ストレスを抑えることができるので食欲を抑えることができます。
耳のツボの押し方
耳のツボの簡単で効果的な押し方は、人差し指で押したり、人差し指と親指でつまんで押したりする方法です。3分間ゆっくり、つまんだり、押したりを繰り返しましょう。
他にも綿棒やヘアピンを使って耳つぼを押すという方法もあるので道具を使った方法もOKです。
詳しくはこちらの動画を見てみてください。
それから、耳全体を上下左右に引っ張ったり、もんだりするだけでも耳つぼには効果があるので、『時間がないけど全体的にツボを押したい!』という時には耳を引っ張ってマッサージしてみてください。
食事の前30分に押して効果が出るまでに1週間はかかるということで、しっかり継続することが重要です。
百会
百会(ひゃくえ)は頭の天辺にあるツボです。色々な神経が集中していて、体全身を整えてくれる働きがあります。
百会の場所は両耳の1番上の部分から頭の方へ線を引き、交わった点に百会があります。
ただ、ピンポイントで押すのは難しいので、指3本くらいを使って周辺をじっくり押してあげると、確実に百会を刺激することができます。
人中
うわ唇と花の間にあるツボです。急所でもあるので強く押しすぎると痛すぎるので、痛くならない程度に押すことが重要です。
地倉
地倉(ちそう)は唇の端から指0.5本分離れたところにあります。
地倉の押し方は人差し指で口角を上に押し上げるように3秒×10回くらい押しましょう。
地倉には食欲を抑えるだけではなくほうれい線や口周りのたるみを解消する効果もあります。
胃・脾・大腸区
胃(い)・脾(ひ)・大腸区(だいちょうく)は手のひらの生命線に沿ってあるツボ(赤のライン)です。
この胃・脾・大腸区は食べ物を手で持つ時に刺激されるツボなので、食べる前に刺激してあげると、脳が既に食べ物を食べている、栄養を吸収していると錯覚するので、刺激してあげると食欲を抑えることができます。
胃・脾・大腸区のツボの押し方は黄色いラインの部分を摘んで刺激してあげればOKです。
陽陵泉
おなかがすくと胃酸が過剰に分泌されます。陽陵泉(ようりょうせん)は胃酸が過剰に分泌されることを防いでバランスを整えてくれる働きがあります。
陽陵泉の場所は膝の外側にある骨の下にあるくぼみです。親指や人差し指で触って確かめて下さい。
陽陵泉のツボの押し方は陽陵泉は刺激に強いので指だけではなくツボ押し棒などを使うのも良い方法です。
ずーっと押し続けるのは疲れるので、3秒を10回くらいいろいろな角度から押してみてください。
食欲抑制
足の裏にある食欲を抑えるツボの名前そのまんまです。
食欲抑制の押し方は親指を使って押し揉んでください。
重要!ツボを押すのに効果的なタイミング
食欲を抑制する場合に効果的なツボを押すタイミングは2つです。
1つは食事の15〜30分前です。
食事前に押すことで普段の食事も少ない量で満腹感を感じることができます。食欲を抑えるツボは押してから効果が出るまでに時間がかかるので覚えておきましょう。
2つ目はお腹がすいた時です。
お腹が空いて我慢できない。。。と言う時は、先ほど紹介した食欲抑制のツボを押してみましょう。3分位あればできるし仕事中や勉強中など座ったままでも押すことができます。
それから、実際に効果を実感できるようになるには1〜2習慣、毎日このツボ押しを3食前に行うことが重要です。
効果はジワジワと現れてくるので、ぜひ、継続して頑張りましょう。
ツボの場所が分からない!なんてことがないように、このページをブックマーク、お気に入り保存しておくと便利です。
ツボを押す時の注意点
痛いのが好きなマゾ体質な人によくあるのですが、『痛すぎる』程にツボを押すのは逆効果です。強く押しすぎると逆にうっ血して血の巡りが悪くなってしまいます。
もちろん、プロの指圧師がやると痛いこともあるのですが、それはプロだからできることです。素人にできることとは違います。
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まとめ
耳つぼダイエットが流行ってから、『食欲を抑えるツボ』に注目が集まりましたが食欲を抑えるツボは耳つぼだけではありません。
もし、今まで効果を感じられなかった人は、耳つぼ以外の食欲を抑えるツボを試してみてください。
それから、正しいツボの押し方、揉み方なども重要なので、それぞれ説明通りにやることが重要です。
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