大好評だった「即効で小顔になれるのに…エステ級の顔痩せリンパマッサージ方法 厳選6選【二重顎・頬肉・まぶた・エラ・鼻・首・鎖骨】」に続き、合わせるとより効果的になる『押すだけで小顔になるツボ24ヶ所』についても紹介したいと思います。
ツボ押しはマッサージができない化粧の後でもできたり、たったⅠ分でできるので、オフィスワーウ中やトイレの中でもこっそりできちゃうので本当におすすめです。
しかもスッキリ効果バツグン!
そして、効果があるのかというと特に悩みの多い以下の一覧
- フェイスラインのたるみ
- 二重あご
- 腫れぼったいまぶた
- 目の下のたるみ
- アンパンマンみたいな丸顔。ほっぺ
- 団子っ鼻
と、それぞれの部位に効果のあるツボ押し方法があるので気になる部分だけでもチェックしてみてください。
私もやっていますが、これ本当におすすめです!!
ツボ押しで得する小顔効果とは?
顔ツボを正しく押すと、即効で小顔になるのはもちろんですが、長期的に美容状態を維持するのにもとても効果的です。
その理由を3つ説明します。
1. 顔のむくみが改善して、即効で小顔に
朝起きると顔がパンパンという経験をお持ちの方も多いですよね。
むくみの原因は水分の代謝がうまくいかないことや、塩分・糖分の多い食事、アルコールの飲みすぎなどです。
特に顔の場合は皮膚が薄いので、むくみが目に見えやすいという問題も。
逆に皮膚が薄いとでツボも刺激しやすいので効果的に水分を流して、むくみを改善させられます。
2. 顔のたるみが改善して、すっきり小顔に
ツボ押しには、普段あまり使われない表情筋を刺激して柔らかくする効果もあります。
意識しないと使わない顔の筋肉を上手にストレッチさせてあげることで、筋肉のコリが取れ、すっきりした顔になれます。
また、皮膚の内側にある細胞が刺激され、コラーゲンなどの美肌に欠かせない成分も作られやすくなるんです。
3. 内臓の働きを良くして美肌&小顔に
ツボ押しをすることで、体の内側にもアプローチが可能です。
東洋医学では顔のツボと内臓の働きは強い関連があるとされており、顔ツボを刺激することで体の中(内臓)の働きをよくすると言われているからです。
内臓の働きがUPするとビタミン・ミネラルの吸収率がよくなり、新陳代謝アップで吹き出物予防にも。
今まで体の隅々まで届かなかった栄養を届けることで、健康的でキラキラした印象になれます。
効果的にツボを刺激する押し方の3つのコツ
「ツボはピンポイントでやると驚くくらい即効性がある」というメリット裏には「正しく押さないとなかなか効果がでない」というデメリットもあります。
そこで、効果が激的にあがるというツボ押しのコツ3つを紹介します。
1. 息を吐くときにツボを押す
ツボ押しで小顔になるためには、実は呼吸が重要なポイントです。
私たちが息を吸うとき筋肉はキュッと固まり、息を吐くと筋肉は緩みます。
深呼吸で『ハーッ』と長く息を吐くと、体中の力が抜けていくのがわかりますよね。
そして、この『力が抜けた瞬間』が、ツボ押しでもっとも効果が発揮できる瞬間なんです。
筋肉が緩んでいる=柔軟性があるということなので、筋肉の下の組織にまでしっかりと刺激が伝わります。
ですので、ツボを押すときはじっくり息を吐きながら押してくださいね。
2. 笑顔でツボを押す
笑顔になると人間の体は自然とリラックスするようにできています。
上で紹介した『力が抜けた瞬間』を作るのに役立つので、ツボ押しの時は笑顔を保ちましょう。
笑顔といっても、無理に筋肉を使うような笑いではなく自然に少し口角が上がった笑いで大丈夫。
やってみると、自然と肩が下がって落ち着いてくるのを感じる方も多いはずです。
3. ツボ押しは1分でOK!その代わり毎日やる
小顔ケアというと、エステや小顔整体などが有名ですよね。
確かに効果のあるものも多いですが、金銭的・時間的に続けにくかったりもします。
一方でツボ押しの場合は、長い時間は必要ありません。
1日1分、一度ツボの場所を覚えてしまえば本を見ることもなく簡単にできます。
その代わり、『続けること』はとても大事です。
10日に1回、30分やるよりも1日1回1分が効果を発揮することを覚えておきましょう!
ツボを押す前にすると効果がUPする裏技2つ
さらにツボ押しの効果をアップさせる技も紹介しておきます。
この2つのコツを押さえることで、よりスピーディーに効果を実感できますよ。
どちらも1分でできるので、ササッとやってしまいましょう。
リンパマッサージでリンパの詰まりを解消しておく
ツボ押しの前にすることで効果がアップする裏技の1つ目は、リンパマッサージです。
リンパ液は体の中で不要になった老廃物を運んで、外に出す役割を持っています。
もちろん、ツボ押しでリンパ液を流すことも可能ですが、事前に『リンパの詰まり』をとっておくことで、効果が倍増します。
リンパの流れのポイントは、鎖骨下から脇下にあります。
- 脇を下から手全体を使ってつまむ→離すを何回か繰り返す
- 脇下をつまんだ手とは逆の腕の肘をまげて、ぐるぐると回す
- 鎖骨を指で挟んで、外側→内側に向かってさする
血流をよくして老廃物を外に出す
上で紹介したリンパ液は、血液と一緒に体中を流れています。
ですので、リンパ液を流すケアのほかに血液を流す=血流をよくするケアも必要です。
リンパ液と余分な水分が含まれた血液を一緒に流すことで、体全体の循環がよくなります。
すると不要なものは外へ出る、必要なものは必要な場所へ届くという流れができ上がります。
- 鎖骨を指で挟んで外側→内側に向かってさする
- 親指以外の指をそろえて、薬指をフェイスラインに当てながら首の下のほうに向かってさする
- 親指以外の指をそろえて、人差し指をフェイスラインに当てながら首の下のほうに向かってさする
特に効果が期待できる!小顔になれるツボ厳選3つ
ベストセラー『顔ツボ1分マッサージ』でも知られている美容鍼灸師の上田隆勇先生が、一番敏感反応するツボとして紹介している3つのツボを紹介します。
上田先生は、このツボを『ロイヤルリアクティブポイント』と名付けました。
一度押しただけでも、脳にまで刺激が来るポイントとのことです。
まずはこの3つのツボで、顔全体をケアしていきましょう。
1.顔全体をスッキリさせる効果的なツボ【天容:てんよう】
天容のツボ押し効果
この天容を押すことで得られる効果は、むくみの改善・血流の改善です。
顔の余分な水分・老廃物が抜けるおかげでフェイスラインがすっきりするほか、顔色もパッと明るく華やかになります。
天容のツボの場所
ツボの場所は、顔を横に向けた時に首に出る大きな筋肉と、顎の骨の間です。
耳とフェイスラインが接している部分から、ゆっくり下に指を下ろしていくと、フェイスラインの角に当たりますよね。
その角の少し外側、首の筋肉との間が天容です。
天容のツボの押し方
天容のツボを押すときには、両手の人差し指をツボの位置に引っ掛けるようにして、ゆっくりと後頭部に向かって押していきます。
2. 頬のたるみとシワ解消に効果的なツボ【巨髎:こりょう】
巨髎のツボ押し効果
巨髎は脾臓・胃腸と深いかかわりにあるツボです。
これらの臓器の働きがよくなることで、必要な栄養が肌にいきわたるというメリットが。
しっかり栄養を摂ったりサプリメントを飲んだりしているのになかなか肌に変化が出ない方にはおすすめです。
くすみ・疲れ顔・頬のたるみの悩みを持つ方に特にぴったりなツボと言えるでしょう。
巨髎のツボの場所
黒目の下、頬の一番高い所の骨の少し下に巨髎はあります。
探しにくい場合は、黒目と同じ縦のラインにある頬骨を下からさすってみるとある穴を探すとよいです。
巨髎のツボの押し方
人差し指か中指を当てて、気持ちいいくらいの強さで3〜5秒間押し、ゆっくり離します。
押そうと思えば強く押せてしまう部分ですが、あくまでも『気持ちいいな』と感じるくらいの強さで押しましょう。
顔全体のたるみ解消に効果的なツボ【率谷:そっこく】
率谷のツボ押し効果
率谷は、顔全体のたるみを改善できるツボです。
顔のたるみというと顔だけでケアしがちですが、率谷のある『側頭部』も実は顔のたるみと関係しています。
側頭部の筋肉が凝り固まっていると、皮膚がハリをなくして垂れてきやすいのです。
率谷を押すことによって、側頭部の筋肉をしっかりストレッチ、キュッと上がった小顔を作ります。
率谷のツボの場所
耳の一番高い部分に人差し指・中指をあて、中指のある部分が率谷です。
率谷のツボの押し方
率谷を探すときに使った中指で、そのまま3〜5回押します。
率谷は左右両方にありますが、左右同時に押すのがおすすめ。
普段から片頭痛に悩まされている方は、ドライヤーで温めるのも効果的です。
血流を良くして、片頭痛を改善してくれます。
全体的に顔のたるみに効果的なツボ3つ
次に、顔のたるみに効果的な3つのツボを紹介します。
顔のたるみといえば、エイジングサインの代表格。
たるみを撃退して、キュッと上がったハリのある顔を目指します
4. 顔のたるみに効果的なツボ【大迎:だいげい】
大迎のツボ押し効果
大迎は顔下部のたるみに効果的なツボです。
顔の印象を左右するともいわれる顎やエラ部分を引き上げて、たるみ解消を手伝います。
大迎のツボの場所
エラの骨(顎の骨の一番端)から約2cmの場所にあります。
エラから顎に沿って指で確認していくと、ドキンドキンという心臓の拍動を感じる場所があります。
そこから少し上が大迎です。
歯を食いしばったときに盛り上がる筋肉よりも前で、押したときに重みを感じる場所を探すのもやりやすい方法です。
大迎のツボの押し方
大迎を人差し指で押しながら、親指で顎を支えるようにします。
大迎をつまんでいるような形です。
そして、3秒ほど息を吐きながら人差し指を1㎝上に持ち上げます。
大迎周辺の筋肉を内側から持ち上げる印象で行ってみてください。
ほかの部分の筋肉に余計な刺激を与えないために、もう片方の人差し指で、引き上げる方の口角下を押しましょう。
左右3回ずつ行います。
5. 顔のたるみに効果的なツボ【觀髎:けんりょう】
觀髎のツボ押し効果
ほうれい線の原因ともなっているのが、頬のたるみです。
觀髎は、特に頬のたるみに効果を発揮するツボです。
ブルドッグライに悩んでいる方は、ぜひ日々觀髎のツボを押してみてください。
觀髎のツボの場所
頬の下に横に引いたラインと、目尻から縦に引いたラインがぶつかる部分です。
觀髎のツボの押し方
両手の人差し指を觀髎に当て、息を吐きながらゆっくり5〜6回、クルクルと回すように押します。
下から骨を押し上げるようなイメージをするとうまくいきやすいです。
また、指先や爪で皮膚を傷つけないように注意しながら行いましょう。
6. 顔のたるみに効果的なツボ【下觀髎:しもけんりょう】
下觀髎のツボ押し効果
頬がこけて貧相な印象をどうにかしたいなら、下觀髎はおすすめのツボ。
体重は同じでも若いときに比べると頬の肉が落ちてしまった方は多いはず。
頬がふわっとしていると若々しい印象になれますよ!
下觀髎のツボの場所
先ほど紹介した目尻の縦のラインと頬骨の横のラインを結んだ『觀髎』の下にあるのが下觀髎です。
觀髎から1㎝ほど指を下ろした部分にあります。
下觀髎のツボの押し方
下觀髎を押すときは大迎を押すときのように、少し引き上げます。
最初は笑顔の状態で下觀髎に人差し指の腹を当て、息を吐くときに3秒かけて、斜め上に1㎝程指とその下の皮膚・筋肉を引き上げていきましょう。
このとき、余分な部分が引っ張られないようにもう片方の指を口角に当てておくとよいです。
左右3回ずつ行います。
頬の肉・たるみ改善に効果的なツボ3つ
頬は顔の中心部分である鼻周りにあることから、顔全体の印象にも関わります。
ここでは、頬の肉やたるみ改善に役立つ3つのツボを紹介します。
7. 頬肉のむくみに効果的なツボ【四白:しはく】
四白のツボ押し効果
四白を押すと頬の血行が良くなり、老廃物が出やすくなります。
結果的にむくみが解消され、体の内側・外側から入れた栄養も行き届きます。
美容液などでの頬ケアにあまり効果が出ない方にこそおすすめのツボです。
四白のツボの場所
ツボの場所は、目の中心の真下にあるくぼみから指1本分下がった部分です。
四白のツボの押し方
人差し指の側面を四白に当てて、親指を頬骨の下に当てます。
人差し指と親指で頬のお肉を持っているような感じです。
もう片方の手は小鼻の横に当てます。
息を吐くときに3秒かけて1cmほど頬のお肉ごとゆっくりと引き上げます。
この時、小鼻の横の指は動かさないように!
これを左右それぞれ3回繰り返します。
8. 頬肉のたるみに効果的なツボ【頬車:きょうしゃ】
頬車のツボ押し効果
頬車は水分の代謝力をアップさせてくれるツボなので、むくみ改善の効果が期待できます。
朝起きるとフェイスラインがもやっとして化粧ノリがいまいちな方にはおすすめ。
また、二重あご解消や歯痛緩和にも役立つツボです。
頬車のツボの場所
エラの骨から指1本上、内側の部分にあります。
軽く押しただけでも重みを感じるのでわかりやすいです。
頬車のツボの押し方
左右の頬車に中指の腹を当てて、両方一緒に持ち上げていきます。
9. 頬肉のたるみに効果的なツボ【散笑:さんしょう】
散笑のツボ押し効果
エイジングの最初の悩みといえばほうれい線。
頬のたるみや顔全体のたるみにアプローチするのもほうれい線への効果が期待できますが、散笑はほうれい線にピンポイントでアプローチしやすいツボです。
散笑のツボの場所
散笑があるのは、ほうれい線の上。
小鼻から口元まであるほうれい線の真ん中あたりを押すと、ズーンと響く部分があると思います。
そこが散笑です。
散笑のツボの押し方
両手の人差し指の腹を散笑に当てて、息を吐きながら押し、ゆっくりと離します。
これを5回繰り返します。
鼻をスッキリさせるのに効果的なツボ2つ
顔の中心部で印象にも関わってくる鼻。
鼻の骨である軟骨は年をとっても成長し続けるので、顔の肉が落ちたのに鼻だけごつい…なんてことにもなりかねません。
そこで、鼻筋を通すためのツボを見てみましょう。
年齢に関係なく、もともと鼻筋のぼんやり感が気になっていた方にもぴったりですよ。
10. 鼻筋に効果的なツボ【印堂:いんどう】
印堂のツボ押し効果
印堂はアーユルヴェーダや気功でもエネルギーの集まる場所とされています。
鼻筋を通してシュッと見せるだけではなく、花粉症や鼻炎、メンタルケア、頭痛にも効果的です。
ツボの場所
眉間の中心の少しくぼんだ部分です。
眉頭からゆっくりと指を動かしていくと、くぼみの部分である印堂がわかりやすいです。
ツボの押し方
鼻筋のケアをするときには、親指と人差し指で印堂を軽く挟んで、そのまま鼻骨に沿ってマッサージします。
11. 鼻筋に効果的なツボ【迎香:げいこう】
迎香のツボ押し効果
迎香を押すと鼻の周囲の筋肉がキュッと引き締まるほか、鼻水・鼻づまりの改善にもつながります。
もともとは美容ツボというよりも、鼻の健康ツボとして迎香は知られています。
迎香のツボの場所
小鼻の脇のへこんでいる部分です。
迎香のツボの押し方
迎香に親指を当て、鼻筋の骨の横部分にある『狭鼻』に人差し指を当てます。
息を吐きながら迎香を押し、狭鼻を押している人差し指だけをゆっくりと上に押し上げます。
これを3回行います。
まぶたのたるみ改善に効果的なツボ3つ
次に、まぶたのたるみ改善に効果的な3つのツボを見てみましょう。
まぶたがすっきりすることで目も大きく見えますし、メイクも映えます。
12. まぶたのたるみに効果的なツボ【魚腰:ぎょよう】
魚腰のツボ押し効果
まぶたのたるみの原因ともなる目周りの筋肉の疲れを防いでくれるのが魚腰。
普段からPC作業が多い方の疲れ目にもよく効きます。
魚腰のツボの場所
黒目から縦に引いたラインと、眉のラインがぶつかるところにあります。
触ると少しへこんでいるのが特徴です。
魚腰のツボの押し方
両方の魚腰に親指をかけ、残りの4本の指を組みます。
息を吐きながら親指を1cmほど引き上げ、それを3回繰り返せばOKです。
13. まぶたのたるみに効果的なツボ【攅竹:さんちく】
攅竹のツボ押し効果
目のむくみを取るなら攅竹がおすすめです。
攅竹を押してむくみを取ることで老廃物がしっかり流れ、栄養が行き届きやすくなります。
攅竹のツボの場所
眉頭の大きくへこんだ部分です。
攅竹のツボの押し方
魚腰を押したときと同じように、両手の親指をそれぞれ左右の攅竹に当て、ほかの4本の指を組みます。
そして、息を吸いながら攅竹を押しつつ、徐々に魚腰に指を動かしていきます。
肘をテーブルなどにつけて固定すると、しっかり力が入るのでおすすめです。
14. まぶたのたるみに効果的なツボ【紫竹空:しちくくう】
紫竹空のツボ押し効果
紫竹空は、目じりのしわやむくみにおすすめのツボ。
年齢を重ねて瞼が下がり、たれ目に見えるようになったとお悩みの方にぴったりです。
紫竹空のツボの場所
場所は眉尻の少しくぼんだ部分です。
紫竹空のツボの押し方
人差し指を紫竹空に当て、息を吐きながら3秒ほどかけゆっくりと斜め上に指を押し上げていきます。
この動作を3回行います。
目の下のたるみ解消に効果的なツボ3つ
次に目の下のたるみ解消に役立つツボを紹介します。
15. 目の下のたるみに効果的なツボ【球后:きゅうご】
球后のツボ押し効果
球后はしわ・クマ改善に役立つツボです。
目の下にいつもクマが出来ている方は、メイクで隠す前に球后を押してみましょう。
球后のツボの場所
目幅を4分割して、目尻から4分の1内側のラインにあります。
高さは、目の骨のキワの部分です。
球后のツボの押し方
人差し指を球后にあて、もう片方の手の人差し指と中指を魚腰・紫竹空にあてます。
笑顔で息を吸いながらこの3点を押し、息を吐きながら球后の部分だけを固定、ほかの2本の指を少し上に引き上げるのを3回行います。
16. 目の下のたるみに効果的なツボ【承泣:しょうきゅう】
承泣のツボ押し効果
『泣く』という字が入っていることからも想像できるように、涙が通っている場所です。
承泣を押すことでドライアイが改善され、目の余分な老廃物を流し、筋肉をリラックスさせることが可能です。
承泣のツボの場所
横のラインは目の下の骨のキワ、縦のラインは瞳孔のラインです。
この2つがぶつかった、目の下の骨の真ん中あたりが承泣です。
承泣のツボの押し方
片方の人差し指を承泣に当て、もう片方の人差し指を同じく目の下の骨のキワ、外から4分の1の場所にある球后に当てます。
息を吐きながら承泣に当てた指は押さえたまま、球后に当てた指を3秒かけて引き上げていきます。
左右3回ずつ行います。
17. 目尻のタレに効果的なツボ【瞳子髎:どうしりょう】
瞳子髎のツボ押し効果
瞳子髎は目尻のたるみを改善しつつ、肌の水分保持にも役立つツボです。
乾燥からくるエイジングサインに悩んでいる方におすすめです。
瞳子髎のツボの場所
目尻から指1本分外側にある、少しくぼんだ部分です。
瞳子髎のツボの押し方
瞳子髎に人差し指を当てて、息を吐きながら軽く力を入れて押します。
その後息を吐き切ったときにパッと離し、押す・離すを3回繰り返します。
二重あご・フェイスラインのたるみに効果的なツボ5つ
フェイスラインのもたつきや二重あごは、年をとればとるほど気になりますよね。
そんな悩みに応えるツボを5つ紹介します。
18. 二重あごに効果的なツボ【太陽:たいよう】
太陽のツボ押し効果
フェイスライン全体のもたつきの原因でもある『たるみ』にアプローチできるのが太陽のツボです。
目尻のしわ・たるみ、眼精疲労にも効きます。
太陽のツボの場所
横のラインは眉尻と目尻の中心のちょうど真ん中、縦のラインはこめかみの内側です。
歯を食いしばってこめかみを動かすと探しやすいですよ。
太陽のツボの押し方
人差し指を太陽に当てて、息を吐きながら1cmほど引き上げます。
3秒かけて引き上げ、引き上げ終わったら優しく離すというのを左右3回ずつ行いましょう。
19. 二重あごに効果的なツボ【下関:げかん】
下関のツボ押し効果
頬のお肉のたるみ改善や歯の痛み緩和に役立ちます。
頬のたるみが改善されることで、自然とほうれい線ケアにもなるのがうれしい所。
下関のツボの場所
横のラインは頬骨の下、縦のラインは耳から2㎝ほどの場所です。
口を開けるとくぼみができるので、口を開けて細かい場所を確認してみてください。
下関のツボの押し方
両方の親指の腹を下関に当てて、息を吐きながらゆっくりと斜め上に引き上げます。
3秒かけてゆっくり引き上げ、戻すのを3回繰り返します。
20. 二重あご・首のたるみに効果的なツボ【上廉泉:かみれんせん】
上廉泉のツボ押し効果
今まで紹介したツボの中でも、特に二重あごにおすすめのツボが上廉泉。
顎と首の余分なお肉を落としてくれます。
また、声が枯れた時にもおすすめ。
上廉泉のツボの場所
顎の真下をさすって、へこんだ部分を探してください。
そこが上廉泉です。
上廉泉のツボの押し方
片方の手の親指を上廉泉に当て、人差し指を唇の下あたりに当てます。
親指と人差し指で顎をつかむような感じです。
もう片方の手の人差し指をのどぼとけの上のほうに当てたら準備完了です。
笑顔で息を吐きながら、上廉泉を上に押し上げるように顎を上げ、首を伸ばします。
この時、首に当てた指が動かないように注意しましょう。
3秒かけて1cm上げ、1〜2秒で下ろすのを3回繰り返します。
21. 二重あご・首のたるみに効果的なツボ【天窓:てんそう】
天窓のツボ押し効果
天窓は顔や頭部の血流をよくして、むくみを解消してくれます。
むくみがなくなることで、顔がすっきりした印象に。
天窓のツボの場所
縦のラインは耳の後ろから下にまっすぐ下ろした線上にあります。
横はのどぼとけのラインを外側に行き、縦のラインとぶつかった部分が天窓です。
首の太い筋肉の後ろ側にあります。
天窓のツボの押し方
人差し指と中指、2本の指を天窓に当てて息を吐きながら優しく押します。
3秒かけて息を吐きながら押し、それを左右3回ずつ繰り返します。
22. フェイスラインに効果的なツボ【強音:きょうおん】
強音のツボ押し効果
強音は首周りのもたつきを解消するツボです。
首のたるみが取れることで、顔全体をすっきり見せてくれる効果があります。
強音のツボの場所
のどぼとけのラインに沿って横に指をずらしていくとあるくぼみです。
縦のラインは首の筋の内側です。
強音のツボの押し方
左の強音を押すときは右の人差し指を、右の強音を押すときは左の人差し指を強音に当てます。
親指を使って首の筋全体をつかんで、息を吐きながら人差し指と親指、その下にある首の筋を1㎝ほど引き上げます。
これを左右3回ずつ行えばOKです。
口元のたるみ解消に効果的なツボ2つ
最後に、口元のたるみ解消に役立つツボ2つを紹介します。
年を取ってから何も怒っていないのに不機嫌に見られるようになったという方は、口元が緩んでいる可能性があります。
ぜひ、今回紹介する2つのツボを押してみてください。
23. 口元のむくみに効果的なツボ【地倉:ちそう】
地倉のツボ押し効果
口回りにできたシワやたるみの改善、むくみの改善に役立ちます。
唇の境目があいまいになってきた方にぴったりです。
地倉のツボの場所
唇の横のラインとほうれい線を伸ばしたラインがぶつかる部分にあります。
口角の外側を何か所か押してみて、一番響く部分が地倉です。
地倉のツボの押し方
左の地倉を押すときは右の、右の地倉を押すときは左の人差し指で地倉を押さえます。
もう片方の手は親指と人差し指のラインをほうれい線に当てるようにします。
息を吐きながら地倉をしっかりと押し、もう片方の手は手のひらを返しながら引き上げます。
少し斜め上に肌を伸ばすような感覚で引き上げましょう。
3秒かけて引き上げるのを左右それぞれ3回ずつ繰り返します。
24. 口のしわに効果的なツボ【承漿:しょうしょう】
承漿のツボ押し効果
口回りのしわやむくみに効果的なツボです。
口角が下がってきたときにはむくみが関係していることもあるので、承漿を押してみてください。
承漿のツボの場所
下唇の真下の、へこんでいる部分です。
承漿のツボの押し方
承漿に人差し指を当て、顎の下に親指を当てて顎をつまみます。
笑顔で息を吸い、ゆっくり吐きながら奥の方に3秒かけて押していきます。
ゆっくり押す・離すを3回繰り返します。
これじゃ効果なし!失敗しないための顔のツボを押す時に注意点4つ
いくらツボ押しが小顔に効果的と言っても、間違ったやり方をしていれば効果もでないし、むしろ体調が悪くなったりアザになったりということがあるので、しっかり注意点も確認しておきましょう。
1.体調が悪い時はやらない
体調が悪いときにツボ押しをすると間違った部分を押してしまったり、力加減がうまくいかず刺激しすぎになることも。
また、ツボ押しの際に痛みを強く感じる危険性もあります。
体調が悪いときは無理せずに休みましょう。
2.念入りにやらない
1回に1時間など、念入りにやる必要はありません。
それよりも毎日少しずつ続けることのほうが効果的です。
続けることによって自分の体のツボもしっかりわかりますし、ツボ押しが習慣化して自然な流れでできるようになります。
あくまでも『短い時間で』、その代わり『毎日』を意識しましょう。
3. 強く押しすぎない
ツボはとにかくグリグリ押せばいいというわけではありません。
グリグリ押すことによって筋肉を傷めてしまう危険性があるからです。
筋肉は傷むと固くなってしまう性質があるので、柔軟性が失われ、たるみの原因になることもあるんです。
柔らかく伸びやかな筋肉を保つためにも、押しすぎには注意してくださいね。
4. 最初は確かめながらやる
人間の骨・筋肉のつくりは人それぞれです。
ツボにしてもそれは同じで、大きくずれることはなくても指1本分くらいは人と違うこともよくあります。
ですので、自分の体に合ったツボ探しが最初は必要です。
間違った場所を押しても効果はないので、今回のページを参考にしつつ、自分の体で実際に確かめてみてください。
何か違うなと思う場合には、その周辺を指で何回か押してみて『ズン』と重みのある場所を探しましょう。
忘れそうになったら見られるように、このページはブックマークしておくことをおすすめします。
ツボを押すだけで小顔になる方法【まとめ】
小顔になるためのリフトアップのツボやたるみ改善のツボを紹介しました。
1日1分のツボ押しをすることで、普段のインナーケアやスキンケアのサポートにもなりますので、ぜひやってみてください。
ポイントは、『毎日1分』『笑顔で』『呼吸を意識』の3つです。