私は大学生の時に、ダイエットして、体重を大幅に落とすことに成功しました。
ただ、最後まで読んでいただけるとわかるのですが、これは私の完璧なるダイエットの失敗談です。
ちなみに私の体型はというと
身長:155センチ
体重:56キロ→40キロ
それで、
「半年で16kg痩せたよ!」
と友達に言ったりするとうらやましい、すごいと言われることもありました。
実際は最大16kg痩せただけ、維持はとっても難しかったんです。
その証拠に、気が付けば4年間で体重が8kgリバウンド。
いくら痩せたからといって、痩せ体質になったとは言えない状態でした。
というより、ダイエット方法が極端なやり方だったので副作用もとんでもないことに。。
痩せた代わりに、すごく肌が荒れてしまって、9年経ってもまだ肌の調子が悪いです。
まるで、悪魔との契約。
指のあかぎれがひどくなってネイルができなくなったり、ほっぺの皮が常にはがれる状態になったり。。。
もちろん16kg痩せたことでいいこともあったけど、いいことばかりではありませんでした。
同じ思いをしてほしくないので、16キロ痩せつつも間違っていたダイエット方法についても公開します。。
私自身、本当に後悔しているので、同じことをしている人がいれば絶対に辞めてほしいと思います。
健康に痩せる方法はきちんとあります!
まずは、そもそもなぜダイエットをしたのか、ダイエットを始めたきっかけについて書いていこうと思います。
大学生になってダイエットしようと思ったきっかけは「大学デビュー」したかったから。
ダイエットを本格的に始めた理由は大学デビューしたかったから。
デビューと言うにはちょっと遅いかもしれませんが、大学2年生のときにダイエットを始めました。
その前から「太いなっ」て気にしてはいたんですが、ダイエットらしいダイエットはしたことがありませんでした。
でも、だからと言って、もともと太っていたわけではないんです。
小学生の時の私の体型は『普通だった』
小学生の時は実はそんなに太くはなかったんです!
入学して最初の健康診断では身長が小さく体重が低いと言われたくらいでした。
高学年になって周りの子がぽっちゃりしてきても、普通体型でした。
痩せてるというわけでもないので、本当に『フツー』です。
なぜ、この体型が変わってしまうのかというと、誰もが経験するアレでした。
中学生の時にジョジョに太りだした
体型が気になり始めたのは中学生の時。
特に中学校後半で受験ストレスがかかって、一気に体重が増えてしまいました。
その割に身長は伸びなかったという悲しい事実が…。
ただ、友達にもっと太い子がいて、そこまで切羽詰まった感じではありませんでしたね。
気になるけど、ダイエットするほどでも…?という感じです。
高校生の時、大学受験で過去最高記録
中学生の時と同じように2年生後半からの受験ストレスで最大6kg増の56キロ!
2年生まではヤバいなという危機感は薄かったのですが、3年生の後半になると『自分食べ過ぎ』と反省する毎日に。
夜9時にコンビニ行ってお菓子を買ってってくるとか、今考えたら「確実に太る習慣だったな〜」と笑ってしまいます(笑)
でも受験のためなら仕方なし…と思って、受験が終わってからダイエットをすることに決めていました。
ちなみに中高ともに美術部で、運動能力はゼロでした。
小学校高学年でちょっとした病気をしていて、その関係で運動部は無理だったので。
あと、体育もわりと頻繁に見学していたので、運動不足というのもあったと思います。
そして、体重はと言うと、とうとう56キロに到達。
実際、大学デビューはどうなったかというと?
そんなこんなで2度の受験ストレスによって肥満化の一歩をたどる私でしたが、「大学こそは自分を変えたい!」って思いが強かったんですよね。
大学生になればできることの幅も広がるし、大人になるってなんだかとっても楽しそうでしたし。
彼氏も欲しいし、いろんな服を着てオシャレして街を歩いたりしたいっていうのが夢でした。
実際に彼氏はできましたし、16キロ痩せてからはナンパされるようにもなりました!
あと、彼氏にお姫様抱っこしてもらったりして、軽くなったんだなーと実感しました♪
オシャレっていう面でも以前はLLサイズだったのか、Sサイズが余裕で入るように。
太ももを出すファッションにも全然抵抗がなくなりましたね。
この辺は夢の大学生活が叶ってますが、一方で頻繁な体調不良で学校に行けなくなったり…というデメリットも。
最終的に5年かけてようやく卒業しました(苦笑)
でも、気がつけば8キロもリバウンドしてた
16kg痩せた私ですが、そのうち8kgはリバウンドしました。
痩せた状態はなんと4年保てたんですが、その後4年かけてじわじわと体重が増えていきました。
最初は
「あれ?生理前だから体重増えてる?」
と思って見過ごしてたんですよね。
あと、あまりの体調不良ぶりに周囲から心配されるので、少し太った方が受けがよかったっていうのもありますが。
これリバウンドしてるなって確信を持ったのは、友達4人で行ったディズニーランド旅行の帰り。
夕食のバイキングを食べた後に、ジーンズの上にお腹がしっかり乗ってる感覚があったんです…。
「この久しぶりの感覚……デブの感覚…」
ということに気づいてしまい、危機感を覚えました。
それで家に帰って体重を測ってみると、一番痩せた時から8kgのリバウンド。
自分でも自分のダイエット方法がむちゃくちゃだったのはわかってるので、
「来るものが来たか…」
みたいな感じでリバウンドを受け入れたのでした。
私をおそった4つの副作用
最初にも書きましたが16キロ痩せてからの私の体調はというとドン底に落ちてしまいました。
もし、今、大学生の時にもどれるのであればしっかり健康的な方法で痩せることを心がけるでしょう。
本当に後悔しています。
どんな症状、ダイエットの副作用に悩まさたかというと次の4つです。
1. 健康だったはだが敏感肌、肌トラブルで悩むように
先ほども書きましたが敏感肌、肌トラブルで悩むようになりました。
それまではどちらかといえば健康肌で、年齢ならではのニキビが気になるかなってくらいでした。
それが痩せてからというもの肌が一気に敏感肌に傾きました。
何を塗っても真赤になり、頬の皮膚剥けが日常化。
生理前には肌トラブルで外出するのもおっくうになるレベルになったんです。
改善しつつありますが9年たった今も引きずっています。
これから加齢もしていくとなると、本当に「怖い」というのが正直な気持ちです。
2. 病気と勘違いするほどの生理不順、不正出血
急激に痩せると生理が止まると聞いたことがある方は多いと思います。
私の場合、止まったりはしなかったんですがかなり周期があやふやに。
あと、予告なくやってくる不正出血もありました。
数か月に1回なんですが、腹痛と不正出血が一緒にやってきました。
不定期なので本当に、この腹痛と不正出血はくるのが怖かったです。
なんか変な病気なんじゃないかと思うほど。。。
3. 免疫力の低下
それまでもけして健康ではなく、身体は弱い方でした。
ただそれは持病の喘息の話で、免疫力自体はそれなりだったと思うんですよね。
なので学校を休むときも風邪じゃなくて持病の方で休んだりとか。
ところが、ダイエットをしてからは免疫力がすごく低下しました。
2週間に1回は風邪引いてるんじゃないの?っていうレベルです。
ノロウィルス、インフルエンザなどは季節が来れば必ずかかるようになってしまいました。
「体は資本」ということを本当に思い知らされるハメになりました。
4. 胸も一気に痩せていった
それから、後々の悩みの種になったのが胸の肉がほぼ全部落ちたことです。
「痩せるときは胸から痩せる…」
は嘘ではないと実感しましたね。
カップ自体はCカップでずっと同じですが、C75からC65になりました。
女性ならわかると思いますが、アンダーサイズが変わるとボリューム感はかなりなくなりますよね。
以前は友達にカップ数を聞かれて『Cだよ~』っていうと、『え!?もっとあるかと思ってた!』と言われてました。
ですが痩せてからは『Cだよ~』っていうと、『またウソついて~!』『見え張っちゃだめだよ』と完全にネタ扱い…。。
わかります…見た目だけ見たら完全にAAかAでしたもんね。。
その他に起きた体の不調
その他には
- 貧血
- 立ちくらみ
- 集中力の低下
がありました。
ダイエットをする前は大学の成績もそれなりに上の方だったんですが、ダイエット後にはみるみるうちに落ちていきました。
SとAばかりだった成績証明書が一気にCばかりに…。
身体に必要な栄養がないっていうのはああいう状態を言うんだと思います。
90分の授業に集中できなくて、先生が何を言ってるのかもよくわからないときが多かったですもん。
こんな感じで、急激に痩せてからは一気に体質もかわり不健康な体になってしまいました。
本当に不健康なダイエット方法って悪魔との契約みたいな感じで、不幸も必ずやってくるんだと実感しました。
【マネ厳禁】私が不健康になりつつも16キロ痩せた、間違ったダイエット方法
これから紹介するダイエット方法は、「真似しないで欲しい」という強い思いを込めています。
同じような経験はして欲しくないからです。
逆に、「あ、私もこれやってる!」ってことがあれば、ワタシ的には「今すぐ辞めて!」と直接お伝えしたいくらいです。
今なら半年、6ヶ月あれば、しっかり健康的に痩せる方法もありますし、私がやったダイエット方法は絶対におすすめしません。
それでは綴っていきます。
【食事】極端なカロリー制限と絶食のコンビネーション
体質、肌質が変わった原因はここにあると言っても過言ではないくらい、食生活が悪かったです。
カロリー制限で1日最高で大体500キロカロリー、どうしてもというときだけもう250キロカロリーを足して大体750キロカロリーにしていました。
とはいってもカロリーを正確に測っていたわけではなく、大体計算です。
ビタミン・ミネラル、食物繊維などの栄養素は一切無視です。
また、体重が前に測った時よりも増えていたら無条件で絶食です。
家庭科でやった五大栄養素とかの知識はありましたが、タラタラやってられるか!という気持ちで、気にも留めませんでした。
朝ごはんはお菓子の「プッカ」だけ
朝ごはんは学校に行かない日は食べる、学校に行く日は食べないのが基本でした。
ちょっと変わった形でおなじみのあのチョコレート菓子です。
あれ、300キロカロリーないくらいだったのでカロリー計算が楽で。
あとなんだかおいしく感じてしまって、ずっとそれでしたね。
※ちなみに、プッカが悪いわけではありません。プッカの食べ方が悪かった私が悪いんです。
お昼もおやつがメイン
お昼は学校に行かない日は食べない、学校に行く日は学食が定番でした。
学食ではフライドポテトSサイズと水そしてチロルチョコの組み合わせとかが多かったですね。
夏になると学食で110円でソフトクリームを販売しているので、ソフトクリームだけとかも。
夕飯はなんと…
夕飯は学校に行くかどうかに関係なく常に食べてました。
1日1プッカか1日2プッカかっていうくらいの違いしかない生活です。
当時は何とも思ってなかったですけど、今考えるととんでもない食生活ですよね。
ビタミンとかミネラルとか食物繊維とか取ってないし、体調が悪くなるのって当たり前かなと…
あなたも、肌のトラブルに悩みたくなければ、絶対にこんなダイエットはしないでくださいね!
【運動】通学・帰宅中は毎日1時間のウォーキング
実はダイエットを始めた時、運動についてはまったく計画していませんでした。
なので筋トレをしたりということもありませんでした。
唯一していたのが通学・帰宅で1時間のウォーキング。
家から駅まで、最寄駅から大学までがやけに遠かったんですよね。
有酸素運動なので、今紹介したダイエット法の中では唯一正しい方法ですね。
でも、これだけ運動しても栄養がお菓子だけしか食べないとなると、体に悪いのも無理ないですよね(笑)
大学生の時のダイエットを振り返って
大学生の時のダイエットでよかったことは、彼氏ができたこと、服が何でも着られるようになったことの2点です。
LやLLを探さなくていい生活っていうのは、なんだか世間から認められたような気がして嬉しかったです。
一方で悪かったことはやっぱり体調不良やホルモン関係のトラブル、肌質が変わったことです。
良かったことと悪かったことを比べて、当時のダイエットに点数をつけるとしたら…100点満点で5点くらいですかね。
親戚の子とかにもダイエット方法を聞かれますが、失敗談として話しています。
もしもタイムスリップで当時の私に話しかけられたとしたら、今すぐやめるように言います。
ちなみに、8kgリバウンドしたと書きましたが、その後ある方法で5kg落としています。