痩せるには?食事制限しても痩せない人は◯◯不足が原因の可能性大かも?
「食事制限しているのに痩せない」
これは地獄の始まりかもしれません。
このあと、あなたを待ち受けているものは、暴飲暴食、そしてリバウンド。
誰もが陥っているダイエットの落とし穴です。
では、なんで食事制限をしているのに痩せないのでしょうか?
答えはズバリ野菜・果物、そして水分です。(多くの場合)
こちらのコメント欄から色々な相談いただく方は、基本的に野菜不足です。
なのでアドバイスとして、「野菜を取る量を増やしてください。」と伝えた結果、10日間で5キロ痩せたという方もいます。
逆に、
「温野菜の食事に切り替えたら急激に痩せすぎて困っている」という相談も受けています。
運動が足りないからという人もいますが、確実に食事を見直したほうが、痩せるし、効果が出るのも早いです。
なぜならば、あなたが口にしているものが、あなたの体を作っているからです。
極論、食べることができなければ、痩せてしまいます。
では、なぜ、野菜・果物、水分を取ったほうが痩せるのか、わかりやすく説明していきたいと思います。
なぜ痩せるには、野菜と水分が必要なの?
健康的に痩せるには、絶対に野菜と水分が必要です。
そのことについて説明していきたいと思います。
野菜・果物に含まれている栄養4つで痩せる
野菜には、痩せるのに必要な栄養素、【ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維】が含まれています。
この4つの栄養に心当たりはないですか?
そうです。よくダイエットサプリメントに含まれている栄養です。
つまり、野菜をしっかり食べていれば、ダイエットサプリメントに頼る必要がないんです。
まず、脂肪を代謝するにはビタミンとミネラルが不可欠です。
必須となるのが、ビタミンB群、ピオチン、パントテン酸、ナイアシン、ビオチンです。
この栄養がないと脂肪は体の外にでていかない。
だから、どれだけ食事制限しても、運動しても、アミノ酸をとっても痩せないということがおこります。
野菜には、これらのビタミン、ミネラルがたくさん含まれている食物が多いので脂肪を落として痩せることができます。
正直、どんなダイエットサプリを飲むよりも、野菜をたくさん食べたほうが痩せると思います。
チョコを食べるのであれば、同じ感覚でプチトマトを食べる。
ケーキを食べるのであれば、同じ感覚で、バナナ、リンゴ、みかんなどを食べる。
こうした習慣が身につけば、ドンドン痩せるようになるでしょう。
「野菜を食べても痩せない」という、あなたへ
中には野菜をたくさん食べているけど痩せない人もいます。
その理由は3つ
1. 野菜を食べる量が圧倒的に足りていない
「毎日、お腹いっぱいになるまで野菜を食べていますか?」
日本人が1日に食べるべき野菜の量は350グラムと言われています。
しかし、国民健康・栄養調査(2013)によると、283グラムしかとれていないというのが現状です。
しかも、それは普通(平均)の体型の人の話です。
太っている人に限って野菜不足の人が多いです。
さらに、脂肪が蓄積しているあなたの場合、脂肪をも代謝するためにはもっと野菜が必要になるのは当然です。
毎日、お腹いっぱいになるまで野菜を食べるようにしましょう。
2. 新鮮な野菜を食べていない
野菜を食べるのであれば、新鮮であった方がいいです。
なぜならば、新鮮な野菜の方が酵素がたくさん含まれているからです。
サプリメントで酵素をとるよりも、新鮮な野菜から酵素を定期的に取っていた方が、確実にいいでしょう。(もちろん、とてもいい酵素ドリンクなどがあるのも事実です。)
冷蔵庫の中で干からびた野菜ではなく、新鮮な野菜なら食べる量も少なくていいはずです。
スーパーでウラれているカット野菜も食べないよりはマシですが、できるだけ乾燥していない新鮮な野菜を食べましょう。
3. 栄養のない野菜を食べている
コンビニで売られている野菜ジュースを飲んで、【1日分の野菜】をとった気になっていませんか?
市販の野菜ジュースに含まれる栄養の量は、1日で必要な栄養は含まれていません。
これはトマトジュースで有名なKAGOMEもホームページに記載しています。
↑※グラフの100%は1日分ではなくて、1食分です。「野菜一日これ一本」であっても1食分の野菜すらとることができていないのが現状です。
ということで野菜ジュースやカット野菜など栄養が飛んでしまっている野菜を食べても、本質的にビタミン、ミネラルは不足しているので、野菜をとったきになっていても実際は「栄養不足」になってしまっています。
痩せるために、水分が必要な理由
水分は、血液やリンパ液をつうじで栄養を体の隅から隅まで運んだり、溜まった脂肪などの老廃物を回収する働きをしてくれます。
なので、水分が不足した状態だと、栄養が届いてくれないし、老廃物も溜まったままになってしまいます。
水分不足の人は、体内がドブ川状態だと思ってもいいでしょう。
流れないので、脂肪が燃焼しても流れずに老廃物として蓄積してしまいます。
しっかりと水分をとって、体の中を栄養が循環し、老廃物が回収されるようにしてあげましょう。
水太りは栄養不足の証拠
水を飲みすぎると、「水太りする」と言い訳をする人がいます。
正直、水を飲んでも太りません。
むしろ、水はあなたのカロリーを消費するのを助けてくれます。
体内から水が抜けず、水太りしてしまう(正確には体がむくんでしまう)のは、ビタミン、ミネラルが足りていないからです。
体内に水分があっても、老廃物を取り除くためのビタミン、ミネラルがなければ、老廃物を回収してくれません。
それはまるで、ゴミをいくら吸っても、吸い込んでくれないフィルターが詰まった掃除機のようなものです。
野菜不足を解消する栄養価の高い野菜5つ
野菜不足を解消するために、栄養バランスの高い野菜5つを紹介します。
毎日食べましょう。
ただし、これだけを食べていればOKというわけではないことは先に伝えておきます。
1. クレソン
アメリカの研究機関でもっとも栄養バランスがとれたと言われている野菜がクレソンです。
「食べたことない」という人もいるかもしませんが、日本の七草に含まれるセリの仲間です。
セリよりもクセがないのでサラダでたくさん食べられます。
なので、キャベツ、レタスよりも栄養価が高く、値段も200円くらいとお手頃です。
2. ブロッコリー
一番オススメしたい野菜はブロッコリーです。
僕の場合、たまに新鮮で安いブロッコリーを見つけた時は、丸々1つを朝食にすることもあります。
マヨネーズと合わせるととても美味しいし、歯ごたえもあるので満腹感で満たされます。
体の調子もいいです。
3. アボカド
脂質が多いため、敬遠されがちですが、アボカドはカロリーを無視してでも食べるべき野菜(正確には木の実)です。
なぜならばビタミン、ミネラルなどの栄養素52種が含まれているからです。
利尿効果をもつカリウムはバナナの2.5倍
脂肪を代謝させるのに必須なビタミンB群は果物の中でも含有率1位
それから最近注目されているオメガ3、6、9なども含んでいます。
毎日1つのアボカドを食べることで、痩せ体質に近づけるでしょう。
4. モロヘイヤ
モロヘイヤの栄養は脂肪を代謝するためのビタミンB群やβカロテン、カルシウムが含まれていることでも有名です。
それから、モロヘイヤのネバネバの成分である「ムチン」は炭水化物の吸収を抑える働きもあるので、ご飯と一緒に食べることで糖質制限もできます。
なので、脂肪を代謝させつつ、糖質を緩く制限してくれるので、多く取りたい野菜です。
モロヘイヤは古代エジプトの王やクレアパトラにも愛された歴史をもつ野菜で、「王様の野菜」と呼ばれている歴史もあります。
5. トマト
緑色の野菜ばかり紹介しましたが、それだけではありません。
トマトも毎日取るべき野菜の1つです。
トマトの栄養価はとても素晴らしいのでヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」とも言われています。
トマトはリコピンによるダイエット効果が期待できますが、以外にしられていないのが、血液をサラサラにする効果があることです。
詳しくはこちらの動画↓で説明しているので見てみてください。
5つの野菜を紹介しましたが、これだけ食べてればいいというわけではありません。
リンゴやみかん、バナナなどの果物をスイーツの代わりにしてビタミン、ミネラルをできるだけ吸収しましょう。
【まとめ】痩せるには?食事制限しても痩せない人は野菜・果物、水不足が原因!
今回は、食事制限をしているのに痩せないのは、野菜・果物・水不足ということを説明しましたが、いかがでしたか?
あなたの脂肪を落とすにはそれなりのビタミン、ミネラルそして、水分が必要になります。
これらの栄養を食事制限をして減らしてしまっては痩せにくくなるのは当然です。
今日紹介した野菜を参考にして、できるだけ多くの(お腹いっぱいになるまで)野菜を取りましょう。
短期間で劇的な効果も見込めるでしょう。